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子供は親が思っているより、きっとずっとたくましい

ここ最近は長女の入学準備や次女の転園準備、入学後のバタバタで記事が更新できていませんでしたが、
先日長女が小学校に入学しました!

出産したときは、自分の子供が小学生になるなんてまだまだ先のことだと思っていたのに、想像以上にあっという間でびっくり。

小学生のお子さんを持つお母さん達をものすごいベテランママのように感じていましたが、実際なってみるとそうでもありません。(年は確実に取っているが)

小学校に入学したからといって、急に子供がなんでもできるようになったり、人が変わるわけでもありません。

でも、ここ数日で子供は親が思っているより、ずっとたくましいなと思いました。

不安を抱えた学童初日

学童に入れたので、入学式の前から小学校に行き始めた長女。

初日、学校に着くと校門の前で立ち止まって「みんな意地悪だったらどうしよう・・・。」とぽつり。

長女は起こってもいないことを悪く想像してしまいがち。

私もネガティブな想像をして、いらない心配をしてしまうタイプなので気持ちがとってもわかります。

去年、引っ越してきて幼稚園に転園したときも慣れるのに、めちゃくちゃ時間がかかりました。

私が帰る時に「いやだー!」って叫んだり、
「ママ帰らないで!!」てなるのかなと思ったりしました。

学童のある校舎まで着くと、コロナ対策のためか、玄関に先生が何人かいて、そこで受け入れのようでした。

「上靴はここで脱いで、自分の名前のシールがあるところに入れてね。階段上って手を洗って、受付で名前言って・・・」

結構たたみかけるように、早口で説明する先生…。

とりあえず靴を履き替えて、階段を上るところまで見届けました。

私が「バイバイ!」と明るくというと、長女はスッと手を挙げて、先生に連れられてトボトボ歩いていきました。(😶✋←こんな感じ)

笑うわけでも泣くわけでもなく無表情でした。

その無表情な長女の顔が頭に残って、
「不安なのを隠していたのかな」
「もしかしたら泣くのを我慢していたのかな」
など
ぐるぐる考えて、家に帰ってからもソワソワして仕事に集中できませんでした。

初日はお昼過ぎに迎えに行ったら
校庭には元気に遊びまわっている子供たちの姿が。
その中に長女もいました。

「●●ちゃん!」と声をかけると、全速力で私の方に駆け寄ってきて
「学校楽しい!もう友達できたよ!」と言っていました。

いや〜子供ってすごいですよね。
何にも心配しなくて良かったんだな。

私は人見知りで、子供の時も今以上に緊張しいの恥ずかしがりやだったので、初日から馴染んで友達ができるなんてすごいわ。と感心しました。

「バイバイ!」と、私が知らないお友達に手を振るのを見て、少し長女が大人びて見えました。

クラス替えで少し凹むも、気持ちを切り替えた入学式

入学式の日、クラス名簿を見て同じ幼稚園だった子とは誰とも一緒になれず、式が始まる前に落ち込んでしまいました。

「もう嫌になってきた…」と言いながら、学童の初日のように先生に連れられてトボトボと校舎に入っていきました。

無事に式が終わり子供を迎えにいくと、
また笑顔で走ってきて
「学童で一緒の子と同じクラスだったよ!!」と教えてくれました。

幼稚園では嫌なことがあると大声を出して、まともに話ができないほどでした。

その時の長女だったら
「もういやだ!帰る!学校行きたくないー!!」
と駄々をこねそうなところですが、泣くこともなく「少しずつ感情をコントロールできるようになってきたのかな?成長したなぁ〜」と感じました。

登校初日。一人で行けるようになるのが想像がつかない。

そしていよいよ登校が始まるわけですが、うちの小学校は集団登校はなく、各自で登校します。

入学式の次の日、登校初日は同じ通学路の1年生と一部の上級生の顔合わせがあり、一緒に学校まで登校しました。

入学式はランドセルは不要だったので、ランドセルを背負って登校する初日。

まだ教科書も入れていなくて、そこまで荷物は入っていないのに「1年生が背負うにしては重くない!?」という重量。
(みんなそんなものなの・・・?)

しかも、ランドセルも真新しいから肩ベルトが硬くて、家出て速効で「肩と首が痛い!」という長女・・・。
しかも体に対してランドセルがでかい。
(そのアンバランスな感じがかわいいのだが・・・)

防災頭巾やら上履きやら持って行くものも多かったので、私がランドセルを少し浮かせて持って上げつつ一緒に学校まで行きました。

うちから学校までは子供の足で歩いて20分くらいかかります。
途中で歩道橋を渡らなければならないこともあり、行き帰りだけでも大変です。

こりゃしばらくは学校に送っていかなきゃいけないかなぁ〜。
早く慣れて、一人で学校行ってくれたら楽だなぁ〜と思っていました。

登校2日目。長女の背中を見て寂しくなる私。

次の日、家を出て歩き始めると昨日と同じように「肩痛い~!ママ持って!」という長女・・。

「いつまでも一人で背負っていけないと困るな」という思いから
「今日は持ってあげるけど、ママも毎日一緒に行けないよ?」
と、つい意地悪なことを言ってしまいました。
「え~無理だよ~」という長女。

それでもなんとか歩いていくが、
道路の左側通行のところを右側を歩いてみたり、
道端のタンポポを摘むのに必死になって全然進まない・・。


余裕をもって結構早めに出たのに意外と登校時間が迫っていることに気づき、焦ってあーだこーだ口出ししてしまいました。

すると「もう一人で行くからいいよ」と長女。
「えっ、大丈夫?」と聞くと
「うん、バイバ~イ」と言ってあっという間にスタスタ歩いて行ってしまいました。

まっすぐで長い一本道なので、しばらく後ろ姿を見ていましたが、一度も振り返らずに歩いていく長女。

あんなに肩が痛いと言っていたのに、
途中で立ち止まることもなく、どんどん小さくなっていく姿を見て少し泣きそうになる私・・。


もし登校の途中で何かあって、これが最後のお別れだったらどうしよう…
小言なんて言わなきゃ良かった…

と、最悪な想像までしてしまい、
よくわからない精神状態に。

いつまで学校まで付き添わなきゃいけないかな~。一人で行けるようになるなんて想像つかないな~と思っていたのに。

自分はなんて勝手な親だと自己嫌悪に陥りました…。

子供は思っている以上にたくましく、また素早く親の手元から離れていくものかもしれない。

こうやって一人で出来ることが増えていって、親が知らない世界に羽ばたいていくんだな。と実感しました。

かと思ったら、やっぱり学校まで付き添ってほしいという長女

ちなみに次の日からは、
なぜか「学校まで絶対ついてきて!」モードになりました。

昨日私の方が少し寂しかったのもあり、
ついてきてと言っている間は、ついて行ってあげようと思います。

焦らなくてもきっと大丈夫!
そのうち不安がなくなったら、長女の方から離れていくだろう。

今は、安心して楽しく学校に通うということを最優先にしよう。

あまりこちらから早く手を離しすぎて後悔しないように。

今しかない長女との時間を大事にしようと思いました。

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とはいいつつも、早寝早起きが出来ていないのと、朝の準備がバタバタで正直イライラもしていますが😅
気長に、ボチボチやっていきたいと思います!

なんだかダラダラ長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!




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