マガジンのカバー画像

日々の徒然

33
運営しているクリエイター

#日記

改名「里菌」

2016年12月31日で10年勤めた会社員を退職し、当時会社で立ち上がっていた「暮らしの発酵」というプロジェクトの仕事の業務委託を受ける形で独立した。 独立する際の個人事業主名を考えていた時、発酵食品だけではない、“微生物を大切にする暮らし方の提案”と“人と人とが出会うことで新しい何かが生まれることも広義の発酵として捉える”という「暮らしの発酵」のコンセプトがとても好きで、それを伝えていく役割を担おうと思い、「暮らしの発酵コンシェルジュ」という名前を付けていた。 「暮らし

開催レポ|キムチと味噌は生きる術

世界に様々な食文化があるけれど、コミュニティツールとしての機能を持つ発酵食品はきっと世界中にあるんだろう。 発酵食品の歴史はそももそも「食品の保存」から始まった。 ・冷蔵庫がない時代にたくさん収穫できたものを「保存」して長く食べる ・クール便がない時代に遠くまで食品を運ぶ(その過程で偶然できた発酵食品も多々) たくさん収穫できたものは、村のみんなで仕込みをしていたハズ。味噌もキムチも。 キムチワークショップ初開催3月12日(土)に愛知の魚醤〈しこの露〉と愛知県碧南市のカ

私は「地球のため」にやれない

学生時代に国際関係学のゼミに入り、環境問題と貧困問題について学んだ。JICAや国際NGOに憧れたけど、そんな能力もなく就職できるわけもなかった。 地球環境のために○○しよう! 生態系を守るために△×に反対! と、社会問題の解決を先頭に持ってきて活動する人ってカッコイイって、今でも思っている。 私も、ナチュラルお掃除講座やEM講座をする時や、今後の自分の方向性を考える時には、ついつい「地球」って言いたくなる。 でも、なんだかずーっと、腑に落ちていない所もあった。 自然は

私の答え:<セカイムラ>は大人の小学校

<セカイムラ>というコミュニティづくりをしている<さとうみつろう>さんにお話を伺った。来年5月に発刊予定の「暮らしの発酵通信」に掲載予定。 みつろうさんがインタビューを受けてくださった感想↓↓ うん、ホント、こんな感じ(苦笑)。「これ、まとめられる?大丈夫?」と心配されてしまう始末。ライターの端くれ、情けないね。 これまで色んな方に取材して、表現の差は有れど、みなさんの中の芯とか、核とか、軸とかを私なりに感じてきた。それを表現してきた。 みつろうさんに話を聞きながら「こ

事実と真実

飛行機で「周りのお客様の不安を解消するため、マスク着用をお願いします」という意味合いのアナウンスが流れた。うまい言い方だな、と思った。 ・身体的理由でマスクを付けられない人がいる ・逆に、マスクを付けていないと不安、マスクを付けていない人が近くにいると不安な人がいる どちらも事実。 子ども(18歳以下)のマスク着用による精神的・肉体的な影響を報告したドイツの論文。(Google翻訳でもある程度読めた。) マスクを長時間着用することで、精神的・肉体的な悪影響があり、学習

人生のテーマ「仲間とうまいメシで酒を吞む」

旦那さんによく、「何がしたいの?」「核は何?」「どこに向かうために、その行動をするの?」と言われる。 その答えがイマイチ見つからなくて、「地球のため?」とか、「こんな暮らし方したら楽しくない?」とか、ふわっとしていた。もやもやしてた。自分の中で、バシーッ!!と繋がる核がわからなかった。 でも、わかった。 仲間と酒を酌み交わしながら、うまいメシが食べたい。 これが、私の核。「ただの食いしん坊じゃん(笑)」。そう、食いしん坊。でも、この核を紐解くと、発酵生活と環境問題がバ