見出し画像

2018年読んで良かった本「10選」


創造性とは何か

「この本を読んで入社することを決めました」っていう同僚の話を聞いてふむふむと思い自分も読んでみたらまんまとハマりましたな本。漠然と抱いていた「つくる」ことに対する憧れが、確信する価値に変わった。今の仕事に対して腹落ちした意味づけができている原典。




工場

わーこれやべーなと思った小説。文章でしか表現できないだろうなのリズム感、意味、シーンの移り変わり。表紙絵がフィリップ・ワイズベッカーなのもまた最高。



ティール組織

分厚いな〜〜と思いつつ、なんとなく読まざるを得ないような気がして何度も読み返した本。生態系や有機的なメタファーで物事を捉えるのって、わかりやすさを超えた大切なものがある気がする。




カメラの前で演じること

本よりも映画よりもまず初めに濱口監督の話を直接聞けたのは2018年のハイライト。「AさんがB役を演じるとき、AでもBでもない“C”が生まれた時、演技とは思えないような顔がカメラに写っているんです」と濱口監督が質問に答えてくれた時、色んなことがつながった。




bird by bird

「これ絶対いいから、あなたも読むといいわよ」と言われて読んだ本。文章を書く面白さって、書く前には想像もしなかったような言葉が、書き始めることによって生まれてくるところだと思う。“bird by bird”、いい言葉。




クリエイティブマインドセット

尊敬する仕事の同僚から「デザイン思考で一番大切なのはマインドセットなんだよ」とオススメしてもらった本。いやまじでそうだわ。





続・ゆっくり、いそげ

成果の達成のために最短距離をいくのではなく、一人一人や偶然に機会を与えるようにお店をつくったら、それは木が枝を広げるように大きく育った。

いいよなあ、姿勢も言葉も何より、地に足つけて実践しているところがいいよなあ。

画像1



Latent image revealed

さわひろきさんのKAATの個展、で販売されてた作品集。展覧会の余韻が詰まってる本。心動かされたらその場で行動しないと次は無いよな、案の定Amazonにもどこにも売ってない(ので展覧会の動画を貼っておく)



メモの魔力

ビジネス書的なものを久しぶりに読んだけど、これはとても良かったというかあんまり人に教えたくない(なぜならこの本に書いてあることを丸パクリして実践し始めたから)けどすごい売れてるみたいだし紹介せざるを得ない。ファクト→抽象化→転用を習慣化したら、確かに魔法が使えるようになりそう。




突破するデザイン

実はこれはまだ読み始めたばかり、なのだけど2019年に繋がる本だな、と確信してる。今年大成功したプロジェクトはまさにこのプロセスをたどっていた。

本書は、人生を困難でなくチャンスと捉える人のためのものである。人間はニーズでなく、目的によって突き動かされていると信じる人々のための本である。生活とはソリューションではなく、贈り物である。
手短に言えば、本書は意味の探索についての本である。イノベーションを通した、意味の探索である。




結局本当に「使える」本って、心から「この本好きだな」と思える本しかないな、と思う。不安からではなく、偏愛から本を読んでいきたいな、と思う2018年の暮れ。よいお年を。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?