【Vol.374】「目的」に沿って、人生を計画する!

【本のタイトル】
大きな嘘の木の下で

【著者】
田中修治

【引用文章】
僕は、自分が経営者として成果を出すことはもちろんだが、20歳の時から一緒にやってきてくれた仲間たちやOWNDAYSで出会ったたくさんの人たちと、面白くて刺激に溢れたエキサイティングな毎日を過ごし、みんなを笑顔にしたくてOWNDAYSの社長をやっているはずだ。誰かを不幸にしてまでメガネを売りたくて社長なんかやっているわけじゃない。
メガネ販売の事業が伸び悩み、利益が出ないのなら、リストラすべきは仲間じゃなくて、メガネ販売の方なんじゃないか?俺のやるべきことはこのみんなで、儲かりそうな別の事業をすることじゃないか!
そんな風に、自分がOWNDAYSの社長として目指さなければいけない、ほんんとうの「目的」を見つめ直すことができたのだ。
こうして、僕は初めて「企業理念」というものの大切さに気づくことができた。企業理念とは、自分たちが迷わないために定める唯一無二の「目的」のことだったのだ。
そして改めて「関わる人たちを豊かにする」という企業理念・目的を定め、全国を隈なく周り、全ての社員に直せるその意味を自分の言葉で語りかけていった。
OWNDAYSの目的は、関わる人たちを豊かにすることだ。その為には、売上と利益が必要だ。その為に今僕たちはメガネを販売するという手段を選択しているだけだ。もし競合店に負けてメガネが売れなくなれば、バッグを売ったって野菜を売ったっていい。大事なのは今、OWNDAYSに関わってくれている人達を豊かにすることだ。これを見失わないようにしよう。だからリストラや減給なんて絶対にしない。もし、メガネ以外のことでも売上や利益がカバーできないようなら、それは経営者としての僕の責任だ。社員をリストラしなければいけない事態が避けられないのなら、本来リストラされるのは、社長である僕の方だろう。僕よりも経営の上手な会社に引き受けてもらって会社を去ろう。そう決心したら、目の前のモヤは晴れ、自分がすべきことがクリアになり、どこまでもスッキリした。
社員たちも、目の前の売り上げやライバル企業との競争に勝つことだけに、悪戯に囚われることが次第になくなり、もっと視野を広げて自分たちの仕事を見つめられるようになり、お客様にも、無理に高額な商品を売りつけるのではなく、そのお客様に豊かになってもらうためには、どんな提案や接客をしたら良いのかを売上より先に考えられるようになっていった。もちろん会社内の空気もガラリと変わって良くなっていった。
会社は常にOWNDAYSに関わる人たちが豊かになれることだけを目的にしている。その為の手段はたくさんあった方が良い。そのために新しい可能性をいつも模索している。

【具体的アクションプラン】
「目的」に沿って、人生を計画する!
→「目的」を果たすための「目標」と「手段」であることを理解したうえで、人生を計画する!

#自己啓発 #読書メモ #大きな嘘の木の下で #田中修治

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!