【Vol.690】一度、口にしたことは必ず実行する!

【本のタイトル】
憂鬱でなければ、仕事じゃない

【著者】
見城徹/藤田晋

【引用文章】
「今度、飯でも行きましょう」
このセリフを、人はよく社交辞令として言う。言われた方も、受け流すことが多いだろう。もちろん、この人と飯を食う時間はないな、と思う相手もいる。しかし僕はつい言ってしまって、そのまま連絡しない人を信用しない。こんな奴と誰が仕事するものかという気にさせられる。
僕は、誰かを飯に誘うと、そのことを手帳に書き留める。そして、時をおかず連絡し、たとえ何ヶ月のちになっても、必ず実行する。
会合などがあると、真っ先に僕のところに飛んできて挨拶してくれる、某アパレル・メーカー2代目若社長がいる。ある時、彼はたまたま、お会いしたレストランで、頼んでもいないのに僕にこういった。
「今度、うちの出しているブランドの服を10着ぐらい、見城さんにお送りしますよ」
サイズまで聞いたのに、それから3年経っても、何も送られてこない。どうやら彼は、クラブのホステスをはじめとして、誰に対しても同じことを言っているらしかった。
最近、三年前に彼と同席していた人と食事をした折に、その話になった。
「実行するつもりがないなら、言わなければいいのに」
それが伝わったのか、しばらくして、唐突に商品が届いた。セーターとポロシャツの2着だけ。しかも、そこに添えられら短いメモのような手紙は、本人ではなく、秘書のしたためたものだった。僕はがっかりした。心がないとはこのことだ。
せめて、たった3行の添書きぐらい、自分で書けばいいものを。そうすれば、3年後に届いたものであろうと、僕は彼を微笑ましく思っただろう。
一度口に出したことは、必ず実行しなければならない。クラブのホステスに対しても同様である。
あらゆる人間関係は、信頼で成り立っているのだ。
守られなかった約束は、ただの嘘である。軽々しく、守れない約束をする人は、その度に信用を無くしていると思え。
たとえ、それまで信頼を築いていたとしても、たった一度の反故で、失ってしまうことさえあるのだ。

【具体的アクション】
信頼を得るために、一度、口にしたことは必ず実行する!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!