【Vol.369】人生の選択基準を決める！
【本のタイトル】
大きな嘘の木の下で
【著者】
田中修治
【引用文章】
40代に突入した僕は、また新たな選択の基準を持つようになった。
今の基準は「自分の子供たちに、どんな父親の背中を見せたいか？」というものだ。
昨年、僕はOWMDAYSの株式を一部、投資ファンドに売却した。その時に「すべての株式を売却しOWNDAYSの経営はよりふさわしい人たちに託し、巨額のキャッシュを得て、お金儲けとは無縁の新しい人生を歩むか？それとも、投資ファンドの力を得て、さらに企業価値を上げ日本を代表するアイウェアブランドにOWNDAYSを育てるか？」とい二択を前に人生の帰路に立たされた。
結果は後者を選んだので、今もこうしてOWNDAYSのために毎日を捧げているのだが、この時はどちらの選択肢も、それまでの僕の大事な基準「面白そう」をクリアしていたので、簡単には決断できず、悩みに悩んでいた。
しかし、そのとき僕は、7歳になったばかりの息子のことを考えた。これから多感な時期を迎える彼が、一番影響を受けるのは父親の僕だ。
僕は彼にどんな父親像を見せたいのだろうか？そんなことを考えた。彼が大人になる頃、社会がどんな風に変容しているかなんて予測不能だ。父親として、息子に何を教え、何を身につけさせれば、彼が将来大人になったときにたくさんの選択肢がある豊かな人生を過ごせるようになるかなんて皆目検討もつかない。今僕にできることは、自分自身が困難に打ち克ち、自分の努力次第で人生はいくらでも変えていけるということを背中で見せることで、頭ではなく、心で感じてもらうしかないと思ったのだ。
【具体的アクションプラン】
人生の選択基準を決める！
→物事を判断する際の選択基準を決め、胸を張って後悔のない選択をする！
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