読後メモ:遠藤周作 「十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって…」
Twitterでおすすめされており、気になったので図書館で借りた。
お見舞いの手紙とかラブレターを書くためのレッスンが書かれていて、具体的なのですんなりと頭に入る。その中で「生き生きした表現」を手に入れるためのゲームがあった。
「ようなゲーム」をやってみる
「ようなゲーム」とは、下記のルールを持つオリジナルな言葉を探すゲーム。生き生きした表現を身につける訓練です。
普通、誰にも使われている慣用句は使用せず
しかもその名詞にピタリとくるような言葉を
やってみよう
爺さんの頭は□□□のように光っていた
=> 爺さんの頭は夜、虫取りにきた少年に懐中電灯に照らされているカブトムシの背中のように光っていた。
んーーー、難しい。でも情景が想像できるし、虫が見つかってしまってちょっと寂しいとか悲しい感じが出せたのではないか。夏というのも想像できるし。ふむふむ、勉強になる。
ところでこの間、美容室でおすすめされたシャンプーがスーっとするシャンプーだった。シャンプーの泡で包まれている間、まるで頭でスーパークリアミントガムを噛んでいるように頭全体がスースーした。4段階中の下から2段目の普通のミントレベルでこのスースーさ、何回も振り返って楽しめる興味深い経験だった。
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