見出し画像

楽しく書くことを忘れない。【SHEライターもくもく会】

SHEで毎月恒例となっているライターもくもく会。6月のテーマは「noteを楽しく書くtipsを学ぼう!」でした。
参加者が事前に投稿したnoteに対して講師の山越栞さんがフィードバックをくださる、贅沢な会となりました。

ことの発端は、Twitter上でのSHEメイトさんたちとの会話。
「noteのフィードバック会があったらいいよね」とやり取りしていたところを、社員の方が見つけてくださいました。
そこからイベントの告知まで、約2週間。

実現に向けてスピーディーに動いてくださったSHE社員の方々、栞さん、最初にツイートしてくれたSHEメイトさん、本当にありがとうございます。尊すぎます。

会の途中にひたすら殴り書きしたメモをまとめます。

事前課題・会の流れ

今回のもくもく会では事前課題が出ており、内容は「#いまを生きるシーライクス」というテーマでnoteを書いてくるというもの。

会の流れは下記のとおりでした。

⚫︎事前課題のフィードバック(参加者から執筆時に工夫した点や苦労した点を共有→栞さんからフィードバック の流れをなんと参加者全員分!)
⚫︎栞さんによる、ライティング関連のおすすめ本紹介
⚫︎栞さんが今回の事前課題を完成させるまでの過程
⚫︎質疑応答

全員分時間を取っていただけたことが何よりもありがたいなと。
自分だけが悩んでいると思っていたけれど実は他の方も悩んでいた、なんてことが多々あります。勇気をもらえますね。

考えすぎず楽しく!note執筆のヒント5選

厳しいものを想像する参加者が多かったのか、緊張感に包まれてもくもく会はスタートしました。
しかし、実際の栞さんのフィードバックは、あたたかい褒め言葉難しく考えすぎず楽しく書くためのコツのオンパレード!
参加者の表情は、次第に緩んでいきます。

楽しく書くコツ5選がこちら。

①結論を出さなくても良い
結論を出すことよりも、導入とずれていないことや論旨が通っていることが大事。

②時間を置いて「セルフ校閲」「セルフ校正」をしよう
執筆の勢いが途中で止まったとき、時間を置けばスラスラ書けるかも。
完成したものも、読み返すことで微調整できる!流れの不自然さにも気づけます。

③記事のビジュアルを意識するべき
スマホで読んだときに読みやすいかをイメージ。何文字でスマホ一行分、という感覚を持っておくと便利。

④自分のことを書く場合、ある程度人物像や背景を書く。
noteは、自分のことを知らない人がタイトルだけ見て読みに来る、なんてことが起こる場所。初見の人が読むことも頭の片隅に入れておくと◎

⑤誰に届けたいかを考えながらだと、書き進めやすい。
「勢いで想いを書き連ねると途中で止まってしまう」と、とある参加者さん。◯◯さんに読んでほしい!という想いを持つべき!

栞さんおすすめの本3選

【基本編】学校では教えてくれない大切なこと 23 文章がうまくなる

基礎を再確認したい方はこれを読むと◎
子ども向けですが、大人でも学びを得られる本です。

【思考編】はじめて考えるときのように

哲学者が「考えるために考える」をテーマに書いた本。
建築家の谷尻誠さんが、ラジオで人生を変えた一冊として紹介していたとか。

【伝える編】たった一通の手紙が、人生を変える

一人の届けたい相手に想いを伝えるにはどうすれば良いのか、そのヒントを得られます。
手紙を書くとき以外にも使える、ライター必読の一冊!

恒例!質疑応答まとめ

イベントのラストは質疑応答。20分ほどでしたが質問が飛び交い、密度の高い時間となりました。

Q. noteで伝えたい内容が別にあるけれど、SHEでの学習記録も発信したいです。それぞれが刺さる読者層が異なっているので、noteのアカウントを分けるべきか悩んでいます。

A. 両方noteで発信したいのならば、マガジンを作成するのがおすすめ。
プロフィールに、「SHEで勉強中」と明記するなど、自分の色々な側面を見せる工夫も◎
noteにこだわらず、伝えたい情報によってSNSを使い分けても良いかも。

Q. 書きながら自分に酔ってしまった場合、どのように対処していますか。

A. 寝かせたり、公開前に誰かに読んでもらったりしています。
特定の誰かを思い描いて書くのもおすすめです。身内が読んでどう思うか、など。

Q. noteのタイトルの作り方に悩んでいます。SEO記事のようにキーワードをかき集めて作るのと、思ったままを書くのはどちらが良いのでしょうか。

A. 伝えたいことを書くのが一番。だれに届けたいかを考えた上で言葉を選ぶのが良いです。

Q. 仕事で人が書いた記事を読むとき、構成が読み取れず困っています。

A. 複数の過去記事から法則性を見つけ、自分の中に感覚として落とし込みましょう。

Q. 知識も興味もないジャンルについて書かなければならないとき、困ってしまいます。

A. 魔法の言葉「すべては芸の肥やし」で解決!ここでの試行錯誤は今後に活かせます。

Q. 完璧主義なので、公開しても満足できずに何度も編集してしまいます。どのようにけりをつけていますか。

A. やり始めて分かることは絶対にあるので、やると決めて動くのが大事です。ピカソは「描きたいものは描き始めないと分からない」という主旨の名言を残していますが、noteにも言えることです!

Q. 抽象的なハッシュタグ(#ゆたかさってなんだろう など)に沿ったnoteを書く場合、何から考え始めればいいのか分かりません。まず何をしているのか教えてください。

A. 目星をつけたハッシュタグについて書こうかな、と思いながら数日間生活します。思い浮かんだタイミングでメモをとると、そこからヒントを得られることも!

(おまけ)栞さんのメモ術〜3種使い分け〜

仕事用の自由帳
肌身離さず持っているもの。人に見せるときにも使える。
モレスキンのノート
分厚い。できごとと感情の動きをひたすらメモ。
スマホのめもや紙切れ
思い立ったときにメモするもの。

最後に

noteの書き方には正解がないことを改めて実感できた会でした。
「こう書くべき」にとらわれず、楽しく書くことが何よりも大切なのかもしれません。

参加者のnoteは#いまを生きるシーライクス にまとまっています。
一覧を眺めるだけで優しい人間になれる気がする……。第2回に参加予定の方のnoteも楽しみ。
SHEって、SHEメイトさんって、本当に尊い。

この記事が参加している募集

イベントレポ

noteの書き方

いただいたサポートは日本酒に変わります