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初めましてのご挨拶(自己紹介)

初めまして、佐藤ひかりと申します。
北海道札幌市在のアーティストで、張り子の技法で立体や半立体の作品を作ったり、絵を描いたりしています。

学生時代は現代アートにハマり、映像や食べ物を使ったインスタレーションなどを制作。近年は北海道の動植物をテーマに、ドローイングや日本画を描く傍ら、コロナ禍をきっかけに、人々に幸せを運ぶ「縁起物」としての張り子に魅力を感じ、作品を作っています。

制作にまつわる話題や、張り子のモデルにしている動物たちの、ほっこりとしたエピソードなどを、少しずつご紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!

プロフィール


note最初の記事ということで、自己紹介をさせていただきます。

書家の父と、画家の母のもと、京都で生まれる。1歳の頃、家族が北海道の襟裳に移住し、その後3歳で札幌に引っ越し。それからずっと、札幌に住んでいます。
北海道の広大な自然や生き物が大好きな、道産子です🐴

学生時代は、地元のデザイン系高専に入り、美術とデザインを学びました。
その後、アートを本格的に学ぼうと、英国ロンドンの芸術大学に留学。英語や異文化に苦労しましたが、刺激を沢山受けました。大学と大学院で約5年を過ごし、卒業後は地元札幌に戻ります。

地元に帰ってからも、アート制作の継続を試みますが、今ひとつ、思うように活動が出来ず。仕事をしながら、依頼を受けて絵や造形をしていましたが、そのうちに、アートマネジメントの仕事をするようになりました。
次第に多忙を極め、毎日が飛ぶように過ぎていた頃、実家では親の介護が必要になり、寝不足と過労の日々が続くように。体力も気力も限界を超えた頃、体調を崩してしまい、8年勤めた会社を辞めました。

ふと気がつくと、人生折り返しの年齢になっていました。
これから残りの時間は、自分がずっとやりたかったこと、クリエイティブな「ものづくり」をしたい。でも、自分に出来ることって何だろう…?と、模索していました。

そんな中、ふとしたきっかけで、張り子に辿り着きます。
実家には、書家の父が残した未使用の和紙が大量にありました。捨てるには勿体無いので、何かに使えないかな…と考えているうちに、そうだ、張り子を作ってみよう!と、閃きます。
当時は、ヘルニアの影響で利き手に痺れが出ていて、手作業が思うように出来ないこともしばしば。でも、紙を貼るぐらいの作業なら、なんとか出来るかもしれない。そう考えて、本やインターネットの情報を調べて作り方を研究し、仔ウサギの張り子を初めて作ったのが、3年前でした。

それから、親しい人たちへの贈り物にしようと、制作を続けていくうちに、地元のギャラリーから展覧会のお誘いをいただいて、初めてお披露目をしたのが、2年前。
その時の展覧会には、長年応援してくださっていた方々が大勢来てくださり、とても喜んでいただいて、感謝と感激で胸がいっぱいになりました。自分が本当にやりたいことをして、喜んでいただけることの有り難さ。この上ない幸せを感じた瞬間でした。

自分がこれから目指したいものは、アートという土台がありつつも、人々の日常の中に存在し、多忙な生活の合間にほっこりと一息つけるようなもの。
縁起物として、人々の人生を応援し、側に寄り添い、小さな幸せをもたらしてくれるもの。そんな存在になるものを作っていけたら最高!と思っています。

そして、もし、出来ることなら、この地球の美しい自然を未来に残し、私達人間ばかりでなく、野生の生き物たちが命を繋げていけるように、環境を守る活動に繋げていきたい。微力ながら、そのようなことに、少しでも関わっていけたら…と、考えています。

よければ是非、今後の活動を応援していただけると嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします。

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