【制作話】Wanna be SAY YOU!(ネタ曲投稿祭)

こんばんは。佐藤原材料です。

前回『Snowflakes』の制作話をこちらのnoteにて投稿させて頂いたところ、インターネットで出会った友人のlimit34様(普段はリミさんと愛を込めて呼ばせて頂いてます)が読んでくださり、

「過去曲についても書く義務が発生している」と仰せつかりまして、

確かにその通りだと思いまして、忘れないうちに過去作についても記録しておこうという所存でございます。

こうやってインターネットに黒歴史の出汁を染み込ませて行くわけです。怖い。

ので、初投稿作まで順番に遡って行こうと思います。気楽に。

今回は、2021年11月27日から翌日28日の二日間で開催された「ネタ曲投稿祭2021秋」に参加させて頂いた楽曲『Wanna be SAY YOU!』の制作話について書かせて頂きます。

わたくし、とにかく声優の小原好美さんが大好きなんです。

以上ありがとうございました。　〜完〜

で、終わるわけには行かないんですよ！

ちゃんと書かねば！！！別に誰に強いられているわけでもないけど。

いや、わたくし今までずっとネタ曲なんて書いたことが無くて、普段はチャランポランなクセに制作となると急に忍法クソ真面目が発動してしまうんです。

なので正直ネタ曲投稿祭と聞いて「参加したいけど一体何を作れば良いんだ？」となっていたわけです。

そもそもですね、わたくし毎回制作を始めるにあたって、テーマを決めるのが一番時間かかるんです。ちなみに今も次回作のテーマで悩んでます。作曲とかは自分で頑張るのでテーマこそもうAIに決めて頂きたいです。令和ですね。

それでまぁずっと悩んでいたわけなんですけども、休日にとある女性(母)をドライブデート(スーパー銭湯)に連れて行っていた時の車内での会話でピンが来るわけです。以下はその時の会話です。

わたくし「いや、母さんに言っておきたいことがあるんだよね。」

かかさま「どうした急に。」

わたくし「夢があるんだよね。」

かかさま「一軒家？」

わたくし「違う。」

かかさま「あ、結婚？相手いないじゃん。二次嫁とかやめてね？」

わたくし「違うけど惜しい。」

かかさま「惜しい！？！？」

わたくし「女性声優になる夢を諦めきれない。ていうかまだギリギリなれると思っている。」

かかさま「・・・そう。」

わたくし「・・・うん。」

その後、車内は神妙な空気のままスーパー銭湯へ到着し、わたくしはサウナを満喫しました。母は炭酸泉を満喫したそうです。そしてサウナで完全に脳ミソがパキパキになった湯上がりに思うのです。

もうこの気持ちは歌にして、この殺しの螺旋から解放されよう。と。

スーパー銭湯からの帰り道の車中の空気は、まぁ、その、みなまで言わせないでください。察してください。その時に　”僕は美少女声優になって”　というフレーズはもう出てきていましたので許してください。

話は少し変わり、

その頃ちょうど某女性声優の色々がありまして、まぁその件に関してはあまり深堀りせずに…、なんか女性声優って声で演技をされるお仕事なのに、如何せん最近はYouTubeなどもあって顔の露出も多いし、事務所も顔が良い子はそこも含めて売っているからなのか…あれれぇ？なんか、なんかちょっと最近変だよぉぉおおお！？とかねてより思っておりました。

さて皆様、「声オタ発言集打線」というあまりに業の深いコピペの存在をご存知だろうか。いや、待ってほしい、知らないのなら、そのまま調べずに、知らないまま、幸せな人生を過ごしてほしい。

簡単に説明すると、声優さんの結婚や熱愛報道などを受けて行き過ぎてしまったオタクたちが、ここに載せるのも躊躇うような、悲痛過ぎる叫びをまとめたものなのだけど…

冷静になってほしい。声優も人であって、そりゃ恋愛も結婚もするだろうよと。

そもそもだ、そこでショックを受けるということはだ、いわゆる「ワンチャン」があると少しでも思っていたのか？？？それはそれであまりにも失礼過ぎないか？！

でも大丈夫。わたくしが女性声優になれば、男に興味は無いので、ぽまいら(死語)を悲しませることは決して無い。安心して漏れ(死語)を推せ！！！

救いはあるんだっっ！！！！！！！(ただ女性声優になっても女性声優は好きなのでそういうのだけは許してほしい！！！！)

などと、くだらないことを考えていた時に、

”僕は美少女声優になって”　”ヲタの理想を全部担って”

で韻踏めるじゃん(ニッコニコ)、となったわけです。

そして、歌詞の制作に関しては、ネタ曲ではありますが、わたくしが女性声優や、アニメについて、本気(マジ)で言いたいことを全部詰め込もうと決めました。

「美少女声優になりたいこと」

「百合が尊いってこと(最近「やがて君になる」を見てマジで衝撃受けた)」

「らき☆すたのOPのAメロとBメロの間の会話に混ざりたいこと」

「オタクたちは推しの幸せを笑って祝福してあげて欲しいこと」

「松岡禎丞さんが本気で羨ましいこと」

「まちカドまぞくをマジで楽しみにしていること」

そして何より、

「小原好美さんという素敵な女性声優に出会えたこと」

全部ノンフィクションでわたくしが思っていることです。

なので歌詞はできるだけマニアックになりすぎないように、且つ、想いが強すぎて重くなりすぎないようにっていうのを意識しました。

楽曲に関しては、普段はオケから作って後からメロと歌詞を作っていくのですが、今回は珍しく先述の通り、サビの頭の歌詞がメロと一緒に出来ていたので、それに合わせてサビから作っていきました。

できるだけキャッチーにしたかったのと、楽曲面でもアニメに関するオマージュを盛り込みたかったので、その辺を話していくと、

まず、

「ジャッ！ジャジャッ！ジャッ！ジャッ！ジャジャッ！」(これで伝われ)

のリズムは、小原好美さんが出演されているアニメ映画「映画大好きポンポさん」の主題歌「窓を開けて」から引っ張ってきてます。引っ張ってこれてるのかな？わからないけどそれっぽいのでOKとします！あなた様の耳で確かめて頂きたい！

あとは同じく小原好美さんが「かぐや様は告らせたい」で演じられている「藤原千花」が歌っている「チカっとチカ千花っ」の歌詞とメロ、

”しゅきしゅきしょきしょき　ちゅきちゅきどきどき”

これは絶対、偉い人に怒られても良いので入れなくては(使命感)と思ってました！

そして楽曲を通してずっと鳴っているチップチューン！(ピコピコしたやつ)

これは、わたくしの好きな「未確認で進行形」というアニメの「放課後ばけーしょん」という楽曲に雰囲気を少しでも近づけたいなと思い、初めてチップチューン試みました。チップチューンむずいです。ちゃんと出来てるのかな…。

Junkyさんの曲、良きですよね。

今回ギターを弾いてくれたはしもとくんにも、

「なんかアニソンのオマージュみたいなソロを弾いて欲しい」

と無理難題を押し付けたところ、まさかのソロの延長線上で解決してくれました。

コメントでも気付いて頂いていてめちゃくちゃ嬉しかったのですが、右側の遠めのところでソードアート・オンラインの主題歌「crossing field」の

”夢で高く飛んだ”

のメロをギターで弾いてくれています。

わたくしこれ初めて聴いた時、あまりにもさり気なくやってて爆笑しました。歌詞とも合ってて最高。

「ギターソロ前に波形切ったら」とアドバイスをくれたのも彼です。感謝。

個人的には2番のツービート(ドッタンドドタンのやつ)がめっちゃ気持ち良く決まって、間の小節頭まで割り込んでくるドラムのフィルイン(知らない人はググってね)がキマった…(恍惚)って感じです。

そして今回はイラストも自分で描いてみました。というより楽曲を作るよりも前に描いていた絵です。

これはpixivのサイト内のスケッチブックでなんとなく描いた絵でございまして、

トラックパッドのみでふざけてお絵かきしていたんですが、あまりにも時間がかかったのでなんとかして日の目を見て欲しいと思い、その後何枚か描き足して無理やりアニメっぽくして採用しました。

もう二度とトラックパッドで絵なんか描きたくないと思い、直後に密林でペンタブなるものを購入したのですが、ペンタブで描くの難しすぎて、既にホコリを被り始めています。絵も描けるようになりたいです。思うだけならタダです。

まぁペンタブのお金かかってるんですけどね。

めでたしめでたし(長文且つ駄文にお付き合い頂きありがとうございました)。