ひつじが一匹。ひつじが二匹。ひつじが三匹。。。
私は寝付きはいい方で、日中何だかんだかんだあった時ときも、あまり時間をおかず寝入ってしまう感じです。
それでも、たまには夜まんじりともしない時もあり、落語(志の輔)や漫才(サンドウィッチマン)など聞きながら寝入る時も。
先日、そう言えば「寝れない時は「ひつじ」を数える」んだったなあ、まあたまには「ひつじ」でも数えてみるかと思い、やってみましが、はなかなか寝れずでした。
「ひつじ」という言葉自体なんとも発音するのが一苦労な音節で構成されているとも言えます。
「ひ」は頭子音が[ç]という無声硬口蓋摩擦音。
「つ」は、[ts]という無声歯茎破裂音。
「じ」は、「し」の濁音である[ʑ]という有声歯茎硬口蓋摩擦音。
摩擦と破裂が繰り返されていている言葉。
アクティブで動きのある言葉ともいえます。
とは言え、寝ようとしている体がゆるんだ状態では発音するのも一苦労で、なかなか眠れないのではないか。
あのマイケルジャクソンも、「ひつじ」では寝れなかったようです。
なぜ、「ひつじ」なんだろうと思っていましたが、チコちゃんがちゃんと教えていました。。
英語のSheepの発音が、「し〜ぷ」という深呼吸につながるもの。
確かに、one Sheep two Sheep three Sheep という発音自体が深呼吸を繰り返している。
しかし、やはり日本人が日本語で深呼吸しながら寝れるものがしっくりくるのではないか。
では、その日本語はなんだろう。
日本語で息を吐きだす系で言えば、「は行」の言葉。
湯船にざぶんとつかったときに、「は~」や「ふぅ~」とか。
そんな言葉、あれこれ考えてみました。
例えば、「風鈴」。
一ふ~うりん。二ふ~うりん。三ふ~うりん。。。
何か風情があっていい感じでしたが、風鈴がやたら多くなり、やたらうるさくなっていく感じで寝れないかな。。
例えば、「ハム」
一は~む。二は~む。三は~む。。。
「は」と口をあけて「む」で口を閉じるのでいい感じ。
でも、食べ物の「ハム」を言っているうちに、なんだか生ハムとかワインとか色々な食べ物が浮かんできてそわそわしてきました。
しかも、ハムは”ham”で英語でした。。汗
次は「風船」
一ふ~せん。二ふ~せん。三ふ~せん。。。
持っていた風船をひとつひとつ、手放して風船がどんどん大空に上って行って見えなくなっていくイメージ。
その日にあった、色々なひとつひとつを風船にして、おつかれさま~さよなら~また明日~という感じで青空に手放して遠くまで登って行くのを見守っている。
そして、また次の風船を青空に手放して行く。。
これなら寝れそうかな。
あれこれ考えているうちに、なんだか風鈴の音と生ハムとワインも気になってきて、、。
かえって目が冴えてしまい、気づいてれば深夜2時という感じの一夜でした。。汗
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