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【後編】廃スキー&廃スノーボードに対しての皆様からの頂いたアイデアの共有

先日、noteで下記の記事をアップしたところ、ツイッターにて沢山のアイデアを頂きました。ありがとうございます。
直線型経済でもリユース経済でも最終的に訪れる「廃棄の問題」
目指すは、廃棄を完全にゼロにさせ新しい形の価値へと生まれ変わらせる「循環型経済」へ。ウィンタースポーツ用品の循環型経済のキッカケになるような皆様から頂いたアイデアを共有していきたいと思います。


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まず、廃スキー&廃スノーボードに対して皆様の意識が高く嬉しかった

ウィンタースポーツ用品の循環型経済について考えている人って少ないのかなと思っていたら皆様の意識の高さに驚きました。ウィンタースポーツを愛している人の環境に対する意識の高さやアイデアの幅広さに物凄く可能性を感じるキッカケになりました。

では共有していきます!

①考え方として頂いたアイデア

廃スキー&スノーボードを新しい価値として創出させた物が「夏のゲレンデの集客に通じる何か」という視点。この角度は非常に面白く「循環型経済×スキー場経営の課題解決」という一石二鳥にもなる。この視点は僕にはなかったので改めて考えるキッカケになりました。
例えば、マウンテンボードとして新しく再生させ特設コースもエコで作り自然の中で全てにおいて環境を意識した遊びを作るとか。

②アクセサリーやアート作品としてのアイデア

コロラド発のスキーメーカ ICELANTIC では下記のような形で販売も行なっているとのこと。「廃スキー×地域の特色」や「環境問題を考えるキッカケになるようなアート作品」等の可能性があると思いました。

海外のマーケットでは、下記のようなスケートボードを加工したアクセサリーもあるようです。写真を見ると折れているスケートボードも作品として展示してある。廃スキー&スノーボードもこのような形で再生でき需要があれば面白いと思いました。

③ベンチ&テーブルのデザインは無限大であるというアイデア

廃スキー&スノーボードの再利用としてのベンチですが、色々なデザインがありオシャレ。下記の廃スキーを使ったベンチも色合いもオシャレで家のベランダや庭にも置きたくなるデザイン。最初にパッと見た時に買いたくなりました。

道の駅でも再利用したベンチがあるとのこと。逆によく考えると廃スキー&廃スノーボード以上にベンチとして再利用できるものって無いのではと思いました。道の駅を始め公共施設の一部にベンチを設置できたら循環型経済のキッカケになるのではと感じています。

テーブルというアイデアも頂きました。廃スキー&廃スノーボードで折り畳めるイスとテーブルが作れたらキャンプとのシナジーが生まれそう。確かにウィンタースポーツをやっている方は、キャンプ好きな人が多いし愛着があるギアを再利用したキャンプ用品は面白い。

④新しい遊び道具としてのアイデア

前回の記事では、廃スノーボードを使用してロングスケートボードを作っている方をご紹介しました。ロングスケートボードやソリ、そして下記のようなインラインスキーやモノスキー等。ニッチな市場で一部の方に需要があるような遊び道具としての再利用は面白いと思いました。

⑤広告や看板としてのアイデア

「廃スキー&廃スノーボード」×「サーキュラーエコノミー(循環型経済)を目指している企業」とのタイアップとしての何か。とかも考える角度としては面白いのではと思いました。

⑥ベットという斬新なアイデア

考えたことがなかったアイデア。実は、スキー&スノーボードのフレックス(硬さ)が人間が寝るときのベットに近しかったら面白いと思いました。ベットの硬さも選べる的な…
廃スキー&廃スノーボードを沢山使った家や宿、お店ができたら面白いですね。

では、ブーツやビンディングの再生はどうするのか?

スキー&スノーボードのハード用品は、ウィンタースポーツ用品の中でも一部です。ウィンタースポーツのサーキュラーエコノミー(循環型経済)を目指す中でブーツやビンディング、ゴーグル、ウェア等も考えなくてはなりません。

スノーボードブーツを利用した鉢植えとかも面白いアイデア。

今回のまとめ:まずは沢山の英知となるアイデアを集めること

今回、沢山の方から廃棄をゼロにさせ新しい形の価値へと生まれ変わらせるアイデア、考え方を頂きました。ご紹介できなかった方々も多数いらっしゃいます。全てに目を通して読んでいます。本当にありがとうございました。

ウィンタースポーツ用品の循環型経済のキッカケになるようなアイデアが多く、この目標に向けてまだまだ沢山の方々からのアイデアを募集しています。まずは、全国のウィンタースポーツを愛する人からの英知を集めまくることからスタートしていきたいと思っています。

白馬村からモンスタークリフ(株)は
「ウィンタースポーツ用品のゴミを出さない世界に向けて」を発信し続けていきたいと思います!

ー終わりー



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