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地域のローカル「人を軸」にオンラインから観光業を盛り上げる方法を実践中!

関東から知り合いの誰もいない白馬バレーに家族で移住して7年も経った。
今では沢山のローカルの友達や関係人口の仲間も増えて通年、白馬バレーでのライフスタイルを楽しんでいる。

ふとある日。
白馬駅前の食堂でご飯を食べていたら50年前の白馬駅の写真を見せてもらった。僕の中で衝撃が走った。


「ようこそ」白馬村へという文字

50年前の写真と今の写真を比べると変わっていないのは「山」と「ようこそ」という文字。

つまり何十年経ってもこれから先も観光業で成り立つ村であるということ。
村の人にとって観光業が潤うことが一番うれしいこと。

シンプルに観光業が潤うためには下記2点しかない。

①沢山のお客さん(観光客)がその地域に足を運んでくれること」
(新規×リピーター)

「②そのお客さん(観光客)が地域を回遊して沢山お金を使って頂くこと」(観光スポット施設×宿×飲食)


観光業者が、一番向き合うべきは「観光客」であり観光客の方々を増やし旅行の満足度を上げれば自ずと地域も潤う。ただこれだけなのだ。

春の美しい白馬村

ではそもそも「観光」とは?!ここに大ヒントがあった。

今まで深く考えて来なかった「観光」
元々の「観光」という言葉の由来を調べたら観光地を盛り上げるための大きなヒントを発見し僕は震えた。

観光とは
「観光」の元々の言葉の由来を調べると「日常の生活では見ることのできない風景、風習、習慣を見て回る旅行」

Wikipediaより

分解して考えると
風景(ハード)
→景色&建物お店など。


風習、習慣(ソフト)
→地域ローカルの人


観光業ってこの何十年で時代と共にハード思考になっているということ。ゴンドラ作ったり、絶景の場所を作ったり、子供が喜ぶ施設を作ったり、キレイなお花畑を作ったり…

もちろん風景(ハード)は、一番大切な要素だけど風習、習慣(ソフト:人)についてはほぼ進化してきていないのでは?!ということに気づいた。

白馬村にある千年杉

じゃソフト(風習、習慣)って何?!

その地域に産まれて育った方、何かの理由で移住して来た方(Iターン、Uターン、Jターン)
それぞれのライフスタイルとその地域への愛と想いがある方々をローカルと呼ぶ。僕を含めてその人たちがソフトだ。

地域に移住するローカルの方々が沢山教えてくれる。
この時期は、ここの絶景がオススメ!やこの飲食店の〇〇定食は絶品、雲の形で明日は雨が降る。カマキリの卵の高さによって今年降る雪の量が分かる等など。

つまりそのようなローカルの方々の風習、習慣を知るというのも観光業のソフト面として大切なこと。

あまり知られていないローカル絶景スポット

観光業にとって大切な
「風景(ハード)×風習、習慣(ソフト:人)」

このソフトの部分のキッカケをオンラインでできるのでは?!
と思いあることを実践した。

何十年経っても観光業の本質は変わらない

ローカル×観光客を繋ぐLINE オープンチャットを開設!

白馬村の旅行で困ったことがあれば、チャットで呟けば、僕も含めてローカルが答えをすぐに出してくれる仕組みへ。

白馬のリアルな天候の情報や現地のオススメのお店をローカルと観光客とで発信しながらお互いオンライン上で会話し一緒に白馬村の良さを作り上げるコミュニティーを構築した。

LINE オープンチャットとは
「オープンチャット」はLINEの友だちになっていなくてもトークをしたり、情報をキャッチできるサービスです。トークルームごとにプロフィールを設定できるので匿名性も高い。参加&退出も気軽にできるのが特徴。

このまとめの情報はローカルと観光客の方々で制作

その結果、開設して約1ヶ月で参加者550名へ

驚異的に観光客×ローカルの参加者が増えあっという間に550名へ。
現在も伸び続けている。

ローカルの参加者は、白馬村で飲食店や宿を経営する人が多い。
その方々が、会ったことのない観光客の方々とオンラインでコミュニケーションをする。

ローカルの方は、自分のお店の宣伝よりも観光客の方の困ったつぶやきにオンライン上で回答したりしている。(例えば●●地区から歩いて行ける温泉ってありますか?とか)

白馬村に来てくれるであろう観光客の方々とローカルがオンラインで交流し観光地に行く前から信頼関係ができる。

オンライン上で信頼関係ができれば、
観光客の方が、現地に行った時に「あの人」に会いたくなる。
その瞬間、ソフトである「人」が軸になるということ。

観光客×ローカルを繋げることも観光業の1つ


つまり話を戻すと

観光とは
「観光」の元々の言葉の由来を調べると「日常の生活では見ることのできない風景、風習、習慣を見て回る旅行」

風景→ハード(景色や建物)
風習、習慣→ソフト(ローカルの人)

観光客の方が、現地に来る前からオンライン上で信頼関係が構築できており
現地に行った時に初めて会うのにも関わらず初めてではない感覚になり
初対面で信頼関係が一気に増す。

つまり
ローカルの「人」を軸に観光地を盛り上げることができる。

そしてこれを実践している地方がほぼ無いことに気がついた。

我が家の習慣

まとめ:観光の原点回帰へ

これからの時代の観光は、本質に向かってハードとソフトがセットの時代に原点回帰する気がしています。

ローカルと観光客とのオンライン上での交流&協働共創。
観光客の方にとっては、白馬に行く時だけLINEオープンチャットに参加したり冬シーズンだけ参加したりと使い方も自由。

オープンチャットに参加した瞬間に地域のローカルと繋がり旅行で困ったことがあれば、チャットで呟け、僕も含めてローカル(人)が答えをすぐに出してくれる仕組みへ。

まだ始まったばかりですが、新しいカタチの地方創生にワクワクしています。

ぜひ下記よりお気軽にご利用下さい!
参加&退出は何回しても自由。お待ちしております。

▼オープンチャット「THEDAY.HAKUBA🌈白馬村🦄 スノーボード」

白馬では珍しい屋上ビアガーデンもお勧めのスポットへ

ー終わりー





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