投資信託なら投資初心者でもリスク分散しながら投資をしやすい
こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。
一昨日、株式を持つときはこまめなリスク管理が大事、それができないなら投資信託を持つのも1つの方法だということを書きました。
そもそも投資信託がどんな金融商品なのか、もっと知りたい方がいるのではないか。
書いた後にそう気がつきました。
そこで、今回は投資信託の仕組みについて書いてみます。
結論を先に書くと、投資信託で資産運用をすれば、投資初心者の方でもリスクを抑えながら資産運用を始めやすいです。
投資信託はどんな金融商品?
投資信託は複数の金融商品を1まとめにしたパッケージ商品です。
世間で最もポピュラーな金融商品の1つがこの投資信託です。
例えば、日本株のファンドであれば、日本にある様々な会社の株式をパッケージにして1つの商品として販売しています。
投資信託はお弁当のようなものです。お弁当といっても幕の内弁当もあれば、からあげ弁当もありますし、同じ幕の内弁当やからあげ弁当でも、その中身は全く同じではありません。
投資信託も同様で、中身が種類によって異なっていますし、同じタイプのものでも中身が微妙に異なっています。
投資信託なら小額から分散投資しやすい
投資信託の仕組みを図にすると以下通りです。
画像引用:投資信託協会ホームページ
複数の投資家のお金を専門家が1まとめにして運用のプロが運用します。
だからこそ、小額でも投資できますし、実際の運用はプロが行うので、投資初心者の方でも幅広い金融商品に投資できます。
そして、このプロの運用は複数の商品に分散して投資をします。仮にそのうちの1つの価格が大きく下がったとしても、他の金融商品がカバーできます。
下記の図のように、実際にこういう分散が効くように値動きが異なる複数の資産で運用されるのが通常です。
投資信託はどのように買う?
では、この投資信託はどのように買うといいのでしょうか?
これは、複数のタイミングに分けて買うのが定石です。これはドル・コスト平均法とか積立投資と呼ばれています。
金融商品は、価格が上がったり下がったりします。高いタイミングで買ってしまえば、少ない量しか買えませんが、安いタイミングで買えれば、たくさん買えます。
ただ、そのタイミングを見極めるのはプロでも難しいです。
ですので、買うタイミングをそもそも狙わないのが無難です。
具体的には、買うタイミングを分けることで、極端に安いタイミングで買えるチャンスを捨てると同時に、高いタイミングで買うリスクをなくす形で投資します。
そうすることで、長い目でみれば、結果的に安い金額でたくさんの量を買うことができます。
上記の例をみると、1年後に半額になっています。1月に12万円をまとめて年をしたら1年後は6万円です。
しかし、毎月1万円を投資をすると、逆に1年後に利益が出ます。
どうしてそうなるかというと、安いタイミングでたくさん買えているからです。
こうやって投資をすれば、買うタイミングを狙わなくても利益を出しやすいですし、相場が下落局面でさえ利益を出すチャンスになり得ます。
まとめ
このように、投資信託を利用すれば、1つの金融商品に投資をするリスクを分散することができます。
また、投資初心者でも、小額の積立型で無理なく投資を始めることができます。
このような形で長期投資をしていくのが、資産運用では定石となります。
これから投資を始めたい方の参考になれば幸いです。
2022年元旦から連続100日更新に挑戦中!
スキやフォローなど応援していただければ嬉しいです。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます✨みなさんに支えていただき、今日も記事を書けています!いただいた資金は、今後の金融教育の活動資金に充てさせていただきますね📚