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証券会社への世間一般のイメージは?

こんにちは。東京都練馬区で活動をしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

僕が新卒で入社したのは、金融機関の中でも全国に営業店を持つ証券会社でした。

会社の外の人への自己紹介で「証券会社に勤めています」と話すと、たいてい返ってくる反応があります。それには、いくつかパターンがありました。

今回はその点について書いてみたいと思います。

PCの前でずっと株を売り買いしている

証券会社の社員というと、複数のスクリーンを見ながら、リアルタイムで株価をチェックしながら株式を売買し続けているとイメージを持っている方がいます。

しかし、東京の本部にいる一部の部署の社員を除いて、そういう仕事をしている人はほとんどいません。

ほとんどの社員は、営業店舗でお客さま相手に営業活動をしています。お客さんと電話で話したり、自宅やオフィスまで訪問したり、一般的な営業の仕事と比べて営業活動そのものは大きくは変わりません。

ホワイトカラーのエリート

証券会社の社員というと、スマートな印象を持っている方も多いです。

これは、テレビドラマでM&Aを繰り広げて華々しいことをしている役者などを見てそのようなイメージを持っているんじゃないかと思いますが、これも実際にはそうではありません。

むしろ、泥臭い仕事を日々行っており、スマートというイメージからはだいぶかけ離れています。

また、価格が日々変動する商品を扱っているため、銀行等の他の金融関連の方々と比べると、せかせかしているというか、慌ただしく動いている印象があると思います。

インサイダー情報を持っている

お客さんへの営業活動でお客さんに耳よりの情報提供をしている、つまり、インサイダー情報を教えていると思っている方も一部にいらっしゃいます。

そういう人は、証券会社勤務と自己紹介をすると、目の色を変えていろんなことを聞いてきます(笑)。

当然ながら、そういうことはしていませんし、やっていたら完全に法律違反です。

もっといえば、証券会社の社員でインサイダー情報に触れる可能性のある仕事をしている社員は非常に限られています。例外もないことはないのですが、それらはとてもレアなケースです。

何やっているかよくわからない

最近一番多いのがこれです。

証券会社の社員との接点がないため、何だか難しそうなイメージはあるもの、それ以上の印象はないという方が非常に多い印象です。

確かに、投資を始める方は増えているとはいえ、そういう人はたいていネット証券で投資を始めています。

証券会社の店舗に入ったことのある方は、おっとあまりいらっしゃらないのではないかと思います。

以上のような印象を持たれていることは、ある意味で非常に問題だと思っていて、投資を必要以上に難しいもの、自分には関係ないものと考えてしまう要因の1つになっている気がします。

そこで、証券会社の営業員は1日何をしているのかも書いてみようと思いますが、長くなってきたので、続きは明日また書きたいと思います。

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