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人はお金以外の問題をお金で解決する傾向にある

こんばんは。東京都練馬区で活動をしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

FPとして仕事をしていて、もっというとその前から気になっているテーマがあります。

それは、「お金がたくさんある=幸せ」とは限らないということです。

人はお金があればお金に関係ない問題が解決すると勘違いしがち

もっとお金があれば、○○できるのに…。

胸に手を当ててみるとそう思う節がある。

そういう方は多いのではないでしょうか?

ここで、注意していただきたいのは、「お金がなくても幸せになれる」、というわけではないことです。

お金をたくさん持つ、増やすことばかり考えていても、それが幸せにつながるとは限らない、お金の量以外にも注目することがある。このことを言いたいです。

このように書いてはいますが、もともと私も、お金はたくさんあればあるほどよいという考え方でした。人の価値は収入で決まると思い込んでいたので、今から考えると恐ろしいですね(苦笑)。

この点について、自分自身の経験をまず書いてみたいと思います。

20代の頃の僕自身のお金の価値観

もっとお金が欲しい。

まさにそう思って、20代に頃から僕は起業に興味がありました。

そのため、いろんな本を読んだり、人に会ったり、セミナーに参加するということを長年続けてきました。

しかし、やる気が空回りしたり、高額セミナーに参加しても参加しただけで満足するだけで、結果は伴いません。そんなことが続く中で、将来の起業につながりそうなビジネスを見つけてますが、始めることさえできません。

お世話になる起業家の方も数多くいたのですが、大金ばかりが消えていって先につながりません。またその事業家と自分自身のスタンスが違うのに、無理して真似てやってみて、かえって散財する結果でした。

その事業家の元に集まったメンバーもお金儲けが先にある人ばかりで、その中からチームを組んで一緒に事業を興すメンバーを集めるものの、お金を持ち逃げされる経験までしました。

そういうことが続き、何かをしたくてもできない状況になって、しばらくは内省ばかりする生活が続きました。そこで気がついたのは、本当は自分はそこまでお金を必要としていないということでした。

じゃあ、どうして自分はお金が欲しいのか…






それは、自分のマイナスな部分をお金で埋めようとしていたから









20代の10年間いろいろとやってみてそこにようやく気がつきました。

むしろ、自分の中で大事なのは、豊かな人間関係、興味のあることをやれることなど、もっと他にありました。もっと早く気づければ…今でもときどきそう思うことがあります。

大切なのはお金の量ではなく質

20代の経験から学んだのは、お金がたくさんあれば幸せというよりも、お金の質に注目した方が幸せだということです。

そのためにある程度のお金は必要です。ただお金の量があれば、いいわけではありません。

僕自身は痛い目をみて、自分自身のやってきたことを振り返ることをせざるをえないくらいまで追い込まれてやっと振り返りました。ただ、みなさんがここまでする必要はありませんし、おすすめもしません。

お金がもっと欲しいと思っている方は、今使っているお金の質を向上させる方法で解決できないか、そう考えると今のお金でも幸せに暮らせるかもしれません。

僕自身はお金の部分でも資産運用分野が得意で、資産運用はした方がいいと考えているタイプです。お金の量を増やすことは否定しませんし、むしろ、ここで発信する内容はお金の増やす関連の話が多くなっていくと思います。

それと同時にお金の質も大事にする、この視点も合わせて重要であることをnoteを始めて初期にしっかり書いておきたいと思い、書いてみました。

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