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ニューノーマル時代での生き方の鍵は「個人の生産性の最大化」

前回更新させていただいてから3ヶ月程度経ってしまいました、またしても大変ご無沙汰しております。
3ヶ月間このテーマでずっと書きたいなあと思っており、やっと書ける時間が取れました!いつもながら乱文になってはしましますが、お付き合いくださいませ。

3ヶ月前は、「組織は事業をドライブさせる為の器である」という記事を書かせてもらっています。

そこでの結論として、

従業員が株式会社(経営)に対して「自分のことを幸せにしてくれる」なんて期待をするのはお門違いで、いきつくと、自分の幸せは自分で掴むという強い意志と経験・スキルを養う事が大切(それが自分が大事にしたい事を守り切れる事につながる)

ということを書きましたが、今回はこちらを掘り下げて書いていければと思っています。

個人の中に組織という選択肢をもつ

トップ画像でイメージを書かせてもらいました。

左は日本経済自体が成長をしており、個人は各組織の中で努力をして頑張っていれば評価を受け報酬も上がっていく時代(高度経済成長期〜2010年程度迄)です。組織に仕えていれば個人の幸せの総量が増えていったので、この時代は組織1stで良かったんです。

真ん中は日本経済自体は横ばいで、様々な価値観が認められてきて(組織からすると認めざるを得なかった)、ITバブル・ゲームバブル等で終身雇用から異なる実力主義の中でベンチャー企業が台頭してきて、経済を牽引するプレイヤーが世界的に転換していった時代です。組織ではなく個人としての発信もSNSを活用する事で出来る様にもなってきて、始めに選んだ組織に属することだけが個人の幸せの総量が増やすという構図ではなくなってきたと。組織と個人の重なりが組織に仕える理由だよねみたいな感覚と思います。

そして右が今回のタイトルでもあるんですが、Afterコロナでは、日本経済自体が完全に回復するには長い時間が掛かるでしょう。物理的な移動制限がかかる中で、当たり前の様にデジタルファーストな生活が広がっていっています。10年間で起こっていくであろうと思われていた変化が1年で起こり、この先は誰もが分からない時代に突入しています。そんな中において、個人の幸せの総量を増やす為に・より個人を活かす為には、どんな選択肢を取るのがベストなのかを個人の責任において探し出す必要があると思っています。

この右の考えが、私自身でここ1年弱で主軸になってきている考えです。

こんな世の中です、どんだけ努力をして仕えても、評価されず報酬も上がらないなんてザラだと思いますし、下手したら減給を言い渡されたり早期退職を迫られるなんてことも会社の規模問わず今後さらに出てくるかもしれません。
都市圏を中心にリモートワークが推進され、仕事や生活様式は一変。やらなくていいこと・やらなければいけないこと・大事にしたいこと等、個人としての行動や思考のアップデートは更に加速していきます。給料が高いことや報酬が高いことが幸せの総量に必ずしも比例しないと感じる方がより多くなってくるかもしれません。

そうなった時に、社会や組織に変化を求めるのではなく、個人の変化によって幸せを掴み取る必要があると思うのです。

その上で、1つだけ言えるのは、どんな事があっても生きていく為の原資である金銭は必要です。その金銭を、どの程度の時間をかけ、何を行い稼ぐのか。それが個人としての自由と裁量です。

だからこそ個人の"生産性"を上げる必要性があるのです。ここで記載する生産性は、以下と定義します。

生産性とは、投入した資源に対してどれくらいの成果があったかという効率性を計るためのものです。そのため、生産性向上のためには、成果に直接つながる行動が重視されます。

生産性自体は効率性を表す際に用いる言葉ですが、効率性を上げる事で結果的に総量を上げていく事もできますし、それこそ燃費をよくしていく事もできます。ここら辺は個々人次第かなと。

組織の生産性 と 個人の生産性 は似て非なるもの

さて、先ほどの章でこれからは個人の生産性を上げるべきと考えている話をしましたが、組織の中で「生産性をあげよう」と言う事自体は結構前から言われていることかなと思っています。
それの延長でしょ?と考えているのであれば、少し違うことを言っているので、考えを改めていただければと思います。

組織の生産性

組織で投入した資源(人・金)に対し、どの程度の成果(売上)があったか

つまり、主役は組織なので、個々人の生産性には直結していません。もっと言うと、個人が頑張って効率的に仕事が出来る様になったとしても、それが個人への評価・報酬に直結するかと言うと、その観点で語られている文脈ではないということです。

個人の生産性

個人が投入した稼働に対し、どの程度の金銭が授与出来たか

主役は個人なので、自分自身の働きがどれだけ報酬に繋がるかという話です。

この話になると、
「私は会社のビジョンに惹かれているから会社は裏切れません」
「サラリーマンだったらそんなの無理じゃないですか」
「転職しろってことですか?それとも副業?どっちも無理ですよ」

とか言われたりすると思います。そんなこと知りません!

前提、会社を裏切れとか、転職をした方が良いとか、副業・兼業をした方が良いとか、そういったことを勧めている話ではありません。

サラリーマンであろうが個人事業主だろうが、組織に従属的であったり生産性を意識しないでのらりくらりでは、今後はキャリアの行き止まりになってしまう可能性が高いので、自分の幸せは自分で掴むという意志と、経験やスキルを養うためのアクションを自分の責任ですべきであるという提案になります。
(現に私もサラリーマンですし、月額固定で報酬を受け取っています)

自分の働きぶりに対して報酬が低いと感じるのであれば、申し入れをするもよし。
稼働が多すぎると感じるのであれば、効率化を上げる提案をするもよし。
任されている仕事に対しスキルが追いついていないと感じているのであれば、土日返上してスキルアップの為に時間を使うもよし。
今の環境では生産性を上げ自身の幸せを感じる事が出来ないのであれば、環境を変えるのもよし。
今のままで良いのであれば、今のまま何も行動しないのもよし。

自分の行動だけは自分の意志で100%コントロール出来ますよね。
それを個人の生産性の向上の為に使えば良いんじゃないのかと思うのです。

まとめ

✔︎ 個人を活かす為に組織を活用する
✔︎ これからは個人の生産性を上げる事が重要
✔︎ 生産性を上げる為に、自分の意志で行動を変える

結局、その個々人の集合体がティール組織の様な気もしてきてるんですよね。自律した個々人の集合体。

まだまだ考えもアップデートしていきそうなので、時間見つけてまた共有させてください。

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