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セルフ・アウェアネスの本を読んだので自分なりの考えを書いてみる

今日は、標題について本を読んだので忘れないうちに共有をさせてもらえればと思います。

つい先日、ポチってしまったこちらの本。以前よりセルフ・アウェアネスという言葉はしっており自分なりに調べてはいたんですが、せっかくの機会なのでがっつり学ぼうと思い購入しました。

正直まだ読み込めていないのですが、概念的なところの整理が自分なりにできたので、忘れない様に共有をさせてもらいます!

ポイントは自己認識!

これ勘違いが結構あって(僕自身も少し勘違いしてました)、自己認識には2種類あると!
・内面的自己認識
・外面的自己認識

>内面的自己認識とは
一言で言うと「WHO AM I」ですね。自分は何者であるのかと言うことについて自己対話や内省を通じて深く考えていくこと。結構一般的には"内省が重要だよ"みたいな話をしている文脈ってこの内面的自己認識のことを指している事が多い様に感じます。

>外面的自己認識
一言で言うと「周りが認識している自分」です。自分自身って社会的にどんな影響と印象を与えている人物なのかと言うことを、冷静に客観的に判断をする事です。ここが結構抜けている観点かなと個人的には思っています。

外面的自己認識が不足する事で起きそうな事

「俺すごいから、俺に従え」 
 ・・・ティール組織でいうレッド
「私たち凄いから、私たちと一緒にいなさい」
 ・・・ティール組織でいうアンバー
「私なんて全然なんで、意見言うなんておこがましいです」
「まだまだ私は社会に貢献できていないんで、ダメなんです」
 ・・・僕はこう言う人を"武士"と呼んでいます

自分が周りに対して発信している価値や意味を正しく認識できていないので、第三者からすると違和感を感じます。
「え、なんでその考えが正しいって思ってるんだろう?」
「いやいや、逆にそれってへりくだり過ぎじゃない?」
みたいな。

そして、本書では、
外面的自己認識を担保する上で重要なのは対話と説いています。

対話とは

▼対話と会話の違いから紐解きます
(ちょっとうまく反映されませんが・・・)

簡単に言うと、
相手とのつながりに意味・意図を見いだすことができているかです。

結構今話題の1on1とかで起きてしまっていることの多くは、対話ではなく
会話をしてしまっていることですね。
つまり、相手とのつながりに意味・意図を見出せないくだらない(言ってしまった、、、)コミュニケーションをとっているということ。

なんでこういった問題が起きてしまうのかという原因は、
私は以下の様に捉えています。

1. 相手の価値観に興味がない
2. 自分の価値観が認められてこなかった

>1.
人と話をしているのに、物や事にしか興味がなくて、ようするにその人自身のことを見ていないってことだと思います。無機質な組織(殺伐とした雰囲気の組織)とかに多く見受けられそうですね。
>2.
必要以上に自己評価が低いのは、承認を受けてきた質と量が足りていないことが原因だと思います。"自分が自分らしくいていいんだ"ということに自信を持てる様な場の創造と対応が必要ですね。

まとめます!

▼自己認識には、内面的自己認識と外面的自己認識の2つある
▼外面的自己認識は特に不足しがちで、その原因は自分以外の価値観への
 関心の低さや、自分の価値観への自信のなさがあげられる
▼それにより、内面的自己認識と外面的自己認識にGAPが生じ、正しい
 自己認識が図れなくなってしまう
▼なので、自分の思い描く自分と周りから見られていることにGAPが生じ、
 違和感が生まれてしまう

以上です。

正しい自己認識は内省と対話から生まれる

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