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こんなはずじゃ無かった。

この記事書いたのだいぶ前です。
去年の7月くらいなので、昨年、と書いてるところは一昨年のことになります。
読み返してみたら膿を出してるみたいな部分もありますが面白かったので公開します笑
これから夢を追いかける人へ?

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今日も書く。
書きたいという想いだけがある。

何について書こう。電車に揺られながら文章を書くのも久しぶりだ。
タイトルは書いてから決める。

短大を卒業して、どうしてもお芝居がしたくて、どうやったら出来るのかなんてわからないままま、とにかく東京に出れば、岩手にいるよりはお芝居に近づけるだろうと上京したのが10年前になる。

気づいたら今、埼玉の田舎長閑な町で暮らしている。東京に出るのもなかなか一苦労だ。

なぜ、こんなところに?
こんなはずじゃ無かった。
昨年の6月、ほとんど勢いで引っ越してから、少なからず感じていた不満に支配されたのが、少し前のこと。

はじめは、どちらかと言うと満足だった。
東京の人の多さは得意では無かったし。
今も住んでいるこの家も、広い!お洒落!踊っても歌っても問題ない!ちょっと、まあ、かなり、古いけど。収納は十分だし!窓も沢山だし!映画観たい時はここに投影できちゃうし!お風呂広い!猫も喜んでる!
みたいな。

ただ、駅まで少し遠いかな〜。
駅前にスーパーやドラッグストアはあるけどねえ。
都内に出るの時間かかるなあ。
ま、そのうち慣れるか〜。みたいな。

で、そう!
一昨年から17liveというアプリで、ライバー活動を行なっていた私。
配信を思いっきりやれるように、という計画もありつつ引っ越ししたにも関わらず、引っ越したら電波状況が壊滅的で思うように配信が出来なくなってしまったのは痛かった。
まさか埼玉で、そんなことあるわけないと思っていたのだけど、田舎という証明だ。

実家がザ・田舎田舎中の田舎キングオブ田舎というくらいの自然豊かな場所にあるので、そこと比べたら住宅街な町でそんなことになると思わなかった。埼玉ってほぼ東京じゃんね…。まあ、東京にも田舎はあるね…。

初めて携帯持たせて貰った高校生の頃、ガラケーの時代、実家はドコモしか電波が届かなかった。2階の小さい窓のところしかバリ3にならなかった時もあった。
あれから十数年たって令和の時代に、岩手じゃないのにそりゃ無いよ、と言いたい。

不満が募ったのはなかなか良いアルバイトに出会えなかったことが大きいかもしれない。

芝居をやってることに対しての理解が得られない。なぜなら田舎だから!芝居がやりたい人は東京に住むよねえ、わかる。

バイトのために遠くまで通いたく無いのに。
東京なら役者応援します!シフト融通効きます!みたいなアルバイトあちこちにある。同じような夢を追いかけてる人間が溢れてるから、東京は生きやすい。

ライバー活動だけで最低限稼いでた時期もあったけれど、配信内容はもうネタ切れだし、電波は安定しないし。素敵なリスナーさん達と出会うことは出来たけれど、ライバーとしての未来は想像するのも限界だった。

単発で軽作業のアルバイトを入れてなんとか食いつないでいた。ような気がする。

扉座という劇団の25期研究生だったので、芝居のために何か出来ているということだけが支え?だった。

やっと採用されたテレオペのアルバイトは、初めての架電業務。

9月。そんなに数は多くなかったが、それなりにいくつか不採用になって、やっと採用された。
顧客データの中から、利用してない期間があるお客様に電話をしてサプリメントをおすすめし、利用再開を促すという仕事だった。
切られても断られても、次々発信していく。
社員さんから時おり、アドバイスされる。最初の頃はご成約に近づくと社員さんが耳元で喋る。それをあたかも自分の言葉のように喋る。

研究所のレッスンを第一にして短時間で働けるし、急なお休みも別日に振り替えすればOKという条件が良く。面接の時には営業というよりも広告の仕事です、と言われて、それならやってみようと決めた。

始めてみると、やっぱり目指すはご成約。用意されたセールストークを自分のことのように話すってなんて苦痛!!嘘がつけない人間なので。

それでもって社員さんの褒め言葉が業務のようで怖い。これは自己肯定感のせいじゃないと思う。
成約とれたときの嬉しさはあっても、次の発信ですぐにぺしゃんこにされる。同時期に入った大学生の女の子は早々に辞めていった。

コロナワクチン2回目を打って、1週間くらい息苦しさに悩まされていた10月。病院に行った際に「最近なんか嫌なことありました?」って聞かれて。点滴打たれながら、あ、たぶん今のバイトがいけないんだって気づいた私。やっと辞めた。

そこから研究所が忙しくなり、2月の卒業公演まで突っ走ることになるわけだが…
ちょっと待て。物凄く長くなってきた。
1時間以上かけて都内まで向かうのでその間書き続けていた。復路で仕上げにかかる。

ちなみに受電業務は以前に何度か経験済み。

クレーム受けることもあったけれど、コツを掴めば割と円満に終話することが出来た。
お客様が電話したくてしてるのと、勝手に電話をかけるのとでは大違いということだ。

よほど鉄の心臓とかでなければ架電業務はオススメしない。それこそ、自己肯定感のお化けなら問題ないのかもしれない。
この記事だけ読んだらただの世間知らずの馬鹿じゃない?大丈夫か?

やっぱり夢を追うなら東京。
そして、なるべく早い段階で良い働き口を見つけるのも夢を追うために必要。


読んでくれた方からのスキ♡やコメントもまたご褒美です😉
今日もありがとう!

さとうあかり

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