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佐藤余白
2024年2月5日 00:52
悲しみを悲しみとして育ててん魚の星座昇りて落つる猫の背に跨り旅に出た小人焚火で焦がすオリオンと夜鳥たちは憧れ目指し遠く飛ぶ雲の裂け目の光差す土地愛と花 涙と月と日の光 きらめくものに総て捧げる空の上そのまた上の果ての果て悲しきまでにさざめく光永久の陽と悲傷飲み込む海の果て奇跡のごとくガイア鳴る夕伊豆の海 島見の照らす丘にいて風とひとつとなりし夏の日荘厳を絵に描けるごと鳴