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最近読んだ本4冊

2023年に入ってから、15冊の本を読みました。
今回は、その中でも最近読んだ本を4冊紹介します。

池上彰の教養のススメ

すぐには役に立たないかもしれないけど、「教養」を学ぶことは重要だと教えてくれる本。東工大生のような(?)「理系バカ」になってはいいものは生み出せないと、池上さんは語ります。

教養の学び方について、もう少し踏み込んでくれたら嬉しかったけど、それでも読み物として面白かったです。
「東工大の先生方の教養があまりない」とやんわり言っていたのですが大丈夫でしょうか笑。

MITなど外国の大学ではたくさん「教養」を教えていて、それだけ重要視しているようです。


「ムダ」の省き方

YouTuberトーマスガジェマガさんが、お金・時間・モノなどの「ムダ」をなくす具体的な方法を述べた本。
こうした内容の本はあまり存在していないので希少性が高いと感じます。

一つ一つのアクションアイテムが具体的で、取り掛かりやすいのが特徴です。
例えば「シャワーヘッドを節水用のものに替えると水道代とガス代を節約できる」とか。読んで実践しました。

「トイレは一人暮らしの収納スペースとしては最適」と書かれていて、なるほどと思いました。トイレットペーパーだけでなくティッシュやら洗剤の予備をぶち込むと良さそうですね。


イシューからはじめよ

コンサル経験者である安宅さんが「高いアウトプットを出すために必要なこと」について解説した本。ビジネスなど、何か解決したい問題がある場合にどう立ち向かっていけばいいかが書かれています。

ただ個人的には、あまり学びがありませんでした。「言っていることは最もなのかもしれないけど、でもそれができたら苦労しないよね」という感じです。
仮説を立てることとか、ストーリーづくりとかは参考になるものの、「じゃあどうしたら筋のいい仮説を立てられるか?」と言ったら「たくさん経験する」。
まあ確かにそれしかない気はしますが、「でもそれだったらわざわざこの本読む意味なくない?」と思ってしまいます。


夢追い日記

浜辺美波が小学6年生から20歳になるまで、地元の新聞に掲載されたものを編集したもの。浜辺美波の女優としての歩みが綴られています。

女優という私には縁のない職業について書かれているのと、いわば「成功者」である人間の生き様が(日記みたいなプライベートのものではなく表向きの文章とは言え)綴られているのが魅力的だと思い、読みました。

驚いたのはAmazonのレビューです。334件あって評価が4.8。本のレビューは4.0でまあまあ良い、4.2で良いくらいだと思っていて、4.8は見たことがありません。  

一人の人間が大人になっていく様を、一冊の中で追いかけていくの面白いです。写真がたくさん載せられていて、単純に写真をパラパラ見ていくだけでも変化が感じられます。

個人的には、もう少しプライベートのことを深掘りしてもいいのかなと思いましたが、仕事のことを書くための連載だとしたら仕方ないのでしょうか。

強いて言うなら、葛藤みたいな、苦悶する様子みたいな、そういう側面があるとより深みが出るのかな、と思いました。そういうバージョンのもあったら面白そうですね。



最近は森博嗣さんのエッセイを読んでいて、めちゃくちゃ面白いので今度紹介したいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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