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「病気」それとも「個性」なのか

病棟看護師を退職して2ヶ月間、
アルバイトをしていたのですが
肌に合わず別の道を探すことにしました。

アルバイトを辞め、改めて考えたことは

「病気なのか、個性なのか」

「病気であることを周りに言うべきなのか」


これと言う答えは無いし、
自分の中でも揺らいでしまうことが多々ありますが

病気と向き合って考えたことを綴ってみようと思います。


私はADHDにおける「不注意優勢型」との診断を受け、薬物治療を行っています。(薬のことについてはまた後日ゆっくり書かせてください)

そんな私の3大困り事は

「整理ができない」
「すぐ物を無くす」
「ケアレスミスが多い」

でした。

診断を受け治療を始めてから
ありのままの自分少しずつ受け入れることができました。

でも、薬を飲んでどんだけ頑張っても
失敗をしてしまうこともあります。

プライベートの場合、パートナーをはじめとした
家族が自分が病気であることを理解し受け止めてくれているのでまだ良いのですが

「仕事」という成果をあげ
かつお給料を頂くとなると
訳が異なってくるわけで。

自分の中で「病気だから仕方ない」
は一般社会には通じないことも多々あります。

前の職場は命に直結する職場であったため、
師長と主任には伝えていました。

師長や主任がいる勤務の時に辛くなったら
すぐに相談・報告もできたし
何なら夜勤や後輩指導など、
ハードな勤務の中でも
できる限りの勤務調整をして頂きました。

今回のアルバイトでは病気であること、
治療中ということをあえて言わない選択をしました。

というのは人の命を扱う現場から離れ、
アルバイトという立ち位置であったからです。 

しかし、いざアルバイトを始めると
悩みは変わらないということに気が付きました。

上手く自分の考えを文章にまとめたり
マルチタスクを頼まれると
頭の中で混乱してしまい、
失敗することも多々ありました。

アルバイトの結果、トライアルは不合格でした。
しかし、アルバイトの経験を通して
今後はよりどのように
自分の病気や特性と向き合いつつ
周りに助けを求めていけば良いのか、
考える必要があるということ、

何より内服治療しながら

「社会に適応できる人間」

を目指すのか、
それとも、

自分の特性(病気)を理解して受け入れて、
特性に合った環境を整えて
自分にあった仕事に就いて
生きていく道を選ぶのか。


そのために、
自分の病気についてどこまで相手に伝えるのか。

改めて自分にとって何が最善なのか、
状況に応じて考え行動することの大切さを
考えさせられる機会となりました。

まずは次の就職まで、ゆっくり自分と向き合いながら考えていこうと思います。

拙い文章を最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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