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人は自分が作り出した物語を生きている

あなたの人生で、これまでに悩まされた出来事は何ですか?

本当は
悩まされるのは、その出来事ではないのです
私たちは起きる出来事に何らかの意味付けをしています
その出来事につけた意味が、私たちを悩ませるのです

言い方を変えると・・・
意味付けが現実をつくっている”  と言えます

同じ出来事でも、
違う意味付けをすると
まったく違う人生を味わうことになります

私たちはいろいろ起こる出来事に、
無自覚に意味付けをし、
それらを結びつけて ”物語” にしているのです!

例えば、
何事においても「もうこんなにも達成した!」
という意味付けをする人の人生は 達成の物語 になります

逆に「まだこんだけしか達成していない・・・」
という意味付けをする人の人生は 
なかなか達成できない物語=悲劇の物語 になってしまいます

”人は自分が作り出した物語を生きている” ということなのです

つまり

”あなたが現実だと思っていることは、
実はあなたが意味付けをし、あなたが物語化したものなのです”


ということは、
”物語”を変えることで”現実”を変えることが可能だ ってことなのです!!

そして
”真実は一つではなく、人の数だけある” ということ
その”真実”はその人の物語によって作られているということ なのです

物語はチェンジできるし、作り直すことだってできます

しかし、多くの人はそのことに気がついていないのです

物語は作り直せるよ ってことに気づいていないのです

そもそも、
自分がどのような物語を信じているか
どんな物語にもとづいて人生をストーリー化しているのか 
どんな物語にもとづいて意味付けしているのか
っていうことを
自覚している人はほとんどいないのです

わたしたちの人生を決めている物語というのは
わたしたちが意識的に作ったものではないからなのです

気が付かないうちに、いつの間にかわたしたちが
無意識にそれらの物語を採用してしまっているからなのです

具体的にいうと、

社会通念 というものによって、
植え付けられてしまっていたりします
常識 というものによって、
いつの間にか植え付けられてしまっていたりもします

はたまた、
親との会話や親族との会話によって気が付かないうちに
出来上がったものが、
わたしたちの人生を決めている物語になっていたりもします

わたしたちは、
自分が所属している社会(学校や親や家族や会社など)で共有されている
常識や社会通念を
なんの疑いもなく鵜呑みにし、
自分の人生の物語の脚本にしてしまうのです

こうやって出来上がった物語を
ドミナントストーリー  といいます

あなたが
なんの疑いもなく常識だと思っていること
当たり前のように真実だと思っていること

それらを疑ってみる視点を鍛えないと
ドミナントストーリーに支配され続けてしまうよ ということなのです


もうすぐ夏休みが明けます
自ら命を絶つ中高校生が一番多くなる時期ともいわれております

それはなぜなのでしょう?

それは、
学校に行くのがつらいのに、学校に行かなきゃいけない
思い込んでいる子が、たくさんいるということなのです

学校は行かなきゃいけないところ
と思い込んでいる子が
たくさんいるということなのです

自分の頭の中に選択肢がないのです、学校に行くしか・・・・

学校に行かないと将来困る と思い込んでいる子もいるでしょう
これははっきり言って、間違った思い込みです

人は
将来幸せな人生を実現するために必要なのものは
学校に行くかどうかとは全く関係ない

将来幸せな人生を実現したかったら
自分のきもちを大事にすることができるようになるといい

そして
自分を自分で守れるようになるといい

これは必要に応じて
逃げることができるかどうか ということでもあります

そして
自己受容して、自己肯定感を高めること なのです

学校に行けるかどうかはまったく関係ないです

ですが、多くの人々は
学校に行かないと将来困る と思い込んでいます

学歴神話はもはや幻想にすぎないのです

学校へ行きたくないから、学校へは行かない!ということが
出来ている子は生きる力があります
自分を守ることができている証拠なのです

心配なのは、
本当は学校へ行きたくないのに、行くしかない・・・と思ってしまっていて
実際に行ってる子が一番危険なのです

なぜそうなってしまうのか?

それは、その子が信じているドミナントストーリーに
支配されている からなのです

その子だけとは限りません
その子の親であったり、先生であったりもします

逃げてはいけない! という思い込み・・・・

その思い込み 捨てませんか?

この時期、今一度

あなたが
なんの疑いもなく常識だと思っていること
当たり前のように真実だと思っていること

を疑ってみる機会をぜひ作ってほしいなと思います


最後までお読み頂き、ありがとうございます

野口嘉則先生のライブ配信より
インプットした内容をシェアさせていただきました












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