夏の養生トークセッションカバー

教育分野で起業した私が、なぜ栄養士さんと薬剤師さんのトークイベントやろうと思ったのか?

前置き


昨年12月に株式会社レッスンズという法人をつくりました。
創業の目的は、ざっくり言えば教育改革、EdTech。
最初は、借り入れや投資を募る形で資金を調達し、すぐにプロダクトを作って、、と鼻息荒く創業しましたが、

借り入れをしたら返済が、
投資を受けたら株主の方への責任が、
それぞれ発生します。

そうなると、法人としてはあるべき姿に近づいて行きますが、
個人としては自由度が減るように思われました。

また、エンジェル投資家で『凡人起業』の著者である小原聖誉さんに、
きちんとキャッシュを回せるようになることが何より大事、
というアドバイスをいただいたこともあり、しばらくはテストマーケティングをしながら、
求められる仕事を受託としてやってみようと決めました。


今お声かけいただいている主なお仕事が、ホームページやチラシの制作、広告のディレクションです。そして、今回のイベントも、ホームページ制作のお仕事をきっかけに生まれました。


管理栄養士のビストロEIZEN 翠さん


前置きが長くなりましたが、出逢いのお話をしたところで次に今回のイベントの主役である管理栄養士のビストロ EIZENオーナー 高野翠(こうのみどり)さんと、ひろこうじ薬局イトーヨーカドー流山店のひろふみさんについて紹介させていただきます。

翠さんはもともと、お店の共同経営者である佐々木さんと共に、病院の管理栄養士として勤務していらっしゃいました。糖尿病や腎臓病など食事制限のある患者さん向けに病院食を提供することがお仕事です。

ただし、この病院食は様々な制約から、どうしても「美味しさ」が失われがちだった、と翠さんは言います。患者さんから「不味い」と言われ、食事が残され、それに対してただひたすら謝る日々だったと翠さんは振り返ります。

そんな日々を打開するため、佐々木さんと二人で、『味を犠牲にしない“濃い味なのに減塩食”』を開発することを決意します。真空調理と自家製塩麹を利用したメニュー開発。美味しさをビジネスとして安定して提供できるようになるまでに相当の試行錯誤を重ねた、と言います。


翠さんいわく、

「​真空調理法は既知の技術ですが、この調理法を研究し応用すること3年。
EIZEN独自の調理技術で『減塩なのに濃い味』を実現 しました。

『減塩食(1食あたり食塩相当量2g未満)なのに、しっかりした味で美味しい』と客観的に評価されているのは、 全国でも当店のみであると自負しております。」とのこと^^

メインの減塩食以外にもスープやデザートなど日々メニュー開発に取り組む日々の翠さん。ポタージュの開発の際には(私はEIZENの里芋ときのこのポタージュが大好きです)、24時間血糖値計測器を自分につけて血糖値を計測しながら試食をしていたと聞きます。血糖計をつけてメニュー開発するレストランなんて、日本で他にあるのだろうか、、と衝撃を受けたことから、この話を是非たくさんの人に知ってもらいたい!!と考えるようになりました。


ひろこうじ薬局ひろふみさん


一方のひろこうじ薬局ひろふみさんですが、
ひろふみさんの薬剤師としてのスタートは、都心の繁華街にあるメンタルクリニックの処方箋薬局での勤務だったと言います。
「彼氏にフラれて眠れない」と睡眠薬を処方してもらっていた若い女の子が、クリニックに通ううちに、徐々に廃人のようになっていく様子をただ見ているしかなかった、とひろふみさんは語ってくれました。キラキラ着飾っていた女の子が、着るものに興味を失い、見た目に執着しなくなっていく様をみて、「薬って一体なんなんだろう?」と思うようになり、

漢方の一系統である中医学を学ぶことにしたそうです。
中医学の詳しい説明はイベント当日に譲るとして、
ひろふみさんは、対処として薬や漢方を勧める以外に、養生の大切さを日々Twitterで発信していらっしゃいます。

バス速日本2位、9万いいねのついたツイートを筆頭に(ツイートが見つからない、、笑 見つかり次第貼ります!)、体のこと、食事のこと、心の健康のことを丁寧に発信されているツイッターには、2019年6月現在9,000人近いフォロワーさんがいらっしゃいます。

しかしながら、今まではなかなかフォロワーさんに対して次のアクションが起こせていなかった、今後はフォロワーさんをはじめ、日本全国の方ともっと近づいていきたい、という気持ちでいらっしゃいまして、私もなんとかそのサポートができればと思っています。

薬膳!プロジェクト


お二人をつなぐきっかけになったのが、この薬膳!プロジェクトです。
美味しい減塩食の開発に成功したEIZENさまですが、翠さんとしては、もっともーっと「身体に効く」メニューの開発がしたい!と、漢方や薬膳・ハーブなどを取り入れたお食事作りにトライしてみたい、と思っていたそうです。

また、お店として薬膳販売に力を入れたいと思っていたひろふみさん、薬膳の効果は知りつつ、そのハードルとなるのが、「美味しさ」の部分でした。漢方薬=苦いというイメージがあるのと同じで、薬膳食材も苦味や渋みを含むものが多く、なかなか料理に取り入れるのが難しい、というハードルがありました。

そこで、ひろこうじ薬局さまから提供していただく薬膳の素材を使って、EIZENさまがメニュー開発を行う、というのがこのプロジェクトの概要です。
本来であれば、完成した薬膳メニューをお客様に提供するところからスタートするのが一般的ですが、今回はメニュー開発の過程を公開していこう!というのが私からの提案でした。
イベント当日には、生の薬膳食材の試食タイムもございますので、どうぞお楽しみに!

イベント概要


イベント概要は以下の通りです
管理栄養士 高野 と 薬剤師 ひろふみ が語る食と健康
第一回 酷暑をのりきる食の知恵 トークセッション


(1)イベントについて
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減塩のスペシャリストで管理栄養士の高野(コウノ)と、
漢方相談のできる薬剤師ひろふみがおくる、
食と健康のトークセッション。

初回のテーマは「夏」
にわかに夏の訪れを感じる今日この頃。
年々厳しさを増す暑さに戦々恐々としている方も多いのではないでしょうか?

夏バテ、食欲不振、下痢、生理不順、手足の冷え、冷房病、、
酷暑には敵も多いものです。
そんな夏を元気に過ごすための食の知恵を語り尽くします!


(2)こんな人におすすめです
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・夏になると毎年体調を崩してしまう人
・お医者さんから減塩を勧められている人
・薬やサプリメントに頼らず食事で養生したい人
・ひろこうじ薬局ひろふみのTwitterフォロワーさん
・管理栄養士のビストロEIZENのお料理が大好きな人

(3)タイムスケジュール
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1.高野とひろふみの自己紹介
2.酷暑をのりきる食の知恵トークセッション
3.質疑応答
4.薬膳プロジェクトについて
5.交流会

(4)登壇者プロフィール
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◎管理栄養士のビストロEIZEN
高野翠(Midori Kono)

総合病院 直属の管理栄養士としてチーム医療に携わり、
入院中の栄養管理や、入院・外来・在宅の栄養相談、地域の栄養・健康講座などで講師をおこなった経験から、
「日常生活に “美味しい‼ ” と感じられる健康的な食事が必要』と実感したため、独立・起業する。
千葉県 松戸市に厨房施設と流山市に店舗『管理栄養士のビストロEIZEN』を構え、経営をしている。

◎ひろこうじ薬局イトーヨーカドー流山店
山﨑博文(Hirohumi Yamazaki)

国際中医師・薬剤師。
千葉県流山市で人間相談が出来る《ひろこうじ薬局》を経営。
「漢方相談のできる薬剤師」としてカウンセリングに力を入れており、遠方からのオンライン相談にも対応。
Twitterでは漢方・薬膳・健康について日々情報発信しており、フォロワーは8,000人に登る。

(4)イベント詳細
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日時:6月29日(土)15:00〜17:00(14:30受付開始)

場所:管理栄養士のビストロEIZEN
   千葉県流山市加6丁目1560−1
   流鉄流山線 流山駅 徒歩3分
   ※駐車場のご用意はございませんので予めご了承ください。

当日の様子は、イベント終了から約1週間後よりYoutubeの限定公開URLにてご覧いただけます。
※詳細はチケットご購入の方に追ってお知らせします。

せっかくクローズドな場にしたので、
普段は聞きずらい内容も聞いちゃおうかなと思います^^
夜の元気生活の秘訣、とかさ!


イベントお申し込みは6/28(金)まで!

お申し込みはこちら
映像視聴件の販売も行っていますので、当日流山まで来るのはちょっと、、という方も映像でご覧いただくことができます。お料理や仕事のBGMとしてご活用ください♫


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