コラボ授業アフタートーク。
こんばんは。佐藤です。
今期、僕の授業では地域の企業や団体の方と連携した授業を行いました。いわゆる地域連携授業というやつですね。企業や地域団体の方たちが直面している課題を提示していただき、学生たちと一緒に新しいアイディアや課題解決の方法を探るというスタイルのものです。どのような内容をやったのかは、また後日詳細にまとめたいと思いますので、そちらをお待ちいただくとして、今日の記事では、その授業の実施後に行った「アフタートークセッション」のことをまとめたいと思います。
本来、この授業は対面で実施するものなのですが、このようなコラボ授業を実施するのはオンラインの方がメリットが多かったですね。だからこそ、このような座談会形式の場も手軽に作ることができましたし、実施することになったのだと思います。
授業ではゲストの方には3度Zoomに参加していただきました。その際に、課題の提示をしてもらうこと、そして提案内容を評価しフィードバックをもらうというわけですが、これだけだとコラボと言っても間接的すぎますよね。外部の人と関わることで学内で完結する授業では触れられないものに触れてもらいたいのに。このような思いもあったからこそじっくり外部の大人と対話する時間を作りたかったのです。
授業ではないので、学生たちは任意参加。そのためごく少数での実施となりました。また、授業の中で、普段どのようなことを行っているのかは紹介をしていただいたので、それらを受けて、学生たちには事前に、ゲストの方と「話したいこと」を準備してもらいました。
約2時間という枠の中で、雑談形式で実施(僕は場のファシリに注力)したのですが、学生からの質問が、他の質問を呼び、ファシリが全く必要にならないほど、話が途切れることがありませんでした。
普段身の回りにいない大人との対話ということで、どの質問に対する答えも、学生たちにとってはかなり興味深かったように感じられました。
対話の話題としては、学生の頃の話や仕事に関する話題に始まり、世の中のトピックに関する考え方、将来の不安や、果ては哲学的な内容などなど、聞いているこちらとしても。学生たちは普段こういうこと考えているんだなぁと気づきの多い時間でした。
普段から僕は学生たちに、もっと外に出よう、という趣旨のことを伝えています。ずっと同じ環境にいるとそれが全てと思いがちですが、それはごく限られた一部のものでしかなく、そこで交わされる価値観なども同様に一部の人の限られた考えであることが多々あります。
外を知れば自由度はもっと広がる、そういう世界に彼らを触れさせてあげたいのです。
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