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食事がうつ病に繋がった話

節約の第一歩として、一番日常的に使う食費に目が行きませんか?

そうでなくとも、やりくりするしかない、旅行に行きたいから、欲しいものがあるから、例えばコミケのため!!とか…成し遂げる!と今は少し何かを買うのを我慢しているあなた。

食費は節約の仕方を間違えるとうつ病になるかもしれません。

食費の節約をしてはいけないワケ

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我が家では、食費を節約しすぎて主人がうつ状態(2019年10月に病院で診断)になりました。

食事は人生に置いて1番大事な生気を養うものです。

そしてほぼ同じものを食べている私もうつのように気分の落ち込みが激しく、家事が手につかない、子供のオムツ替えすら疲れる。そんな状況になっていきました。

うつ病とまではいかなくとも、今日はやる気が起きないな、動きたくないな…と抑うつ気分になっていけば、自分の好きなことすら楽しめない、大事な人の健康を損なう。

ひどくなればコミケに行くお金を稼ぐことも出来なくなる。仕事ができなくなれば食費すら節約しなければいけなくなり、好きなことで気分を上げることも叶わなくなり、悪化の意図を辿る…。

ということも起こりうるかもしれません。

ちなみにコミケコミケと言ってますが、私はコミケに行ったことはありません(笑)

実際にはうつ状態に至るまで食事以外のことも沢山影響しているのですが、今回は食事にスポットを当ててうつ病について調べました。


食事とうつ病の関係

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うつ病にはセロトニンというものが関与しています。

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。 セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。 セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。


セロトニンは食事で得られる栄養から作られます。

そして自分の体の中で作ることができないため食事で取るしかない必須アミノ酸9種類。(サプリメントもあります)

セロトニンの原料になる必須アミノ酸のトリプトファン。


お肉にはトリプトファンが沢山含まれてはいますが、BCAAという必須アミノ酸がトリプトファンの吸収を阻害するので、お肉だけ食べてればいい訳ではありません。


必須アミノ酸9種のうち一番食べた量が少なかったものの量までしか体に吸収されないタンパク質(アミノ酸の桶)。


セロトニンを作る時に働く酵素の助けをする鉄分。


私も全てを理解しているわけではありませんが、何か一つ食べていればいいわけではなく、色々な栄養素が複合的に絡んでセロトニンが作られてることがわかりますね。



兎にも角にも食事は大事のようです

正直今食べている食事がバランスの良い食事かどうか分からなくても、

・食事の量自体を減らす

・高いからお肉(タンパク質や酵素、鉄分、アミノ酸)を減らす

・野菜(ビタミン、酵素、鉄分)がもやしばっかり

・コスパがいいからとカップ麺ばかり食べる。

節約節約。

というのはいつかうつ病に繋がりそう。というか我が家は繋がりました…。


我が家では沢山の問題があってお金が無くて、食べるものも買えなくて、主人がうつ病と診断される寸前のお弁当は白米にソーセージが3本というのがざらでした。

正直うつになるべくしてなったようなものです。

主人がうつ状態だと診断されてからこれらの事を沢山調べて初めて、なぜバランスの良い食事が大事なのか、何故学校や親、世の中は睡眠と食事、運動が大事だと言うのかを知りました。

自分の無知さを晒しているようで恥ずかしいですが…。

セロトニンが少ないとメラトニンという睡眠に関わる物が少なくなり眠れなくなる、睡眠が浅くなる。逆にメラトニンが少ないからセロトニンもあまり作られない、ということもあるようです。


運動についても、歩く、咀嚼、呼吸等のリズム運動がセロトニンの活性に有効なんだそうです。


食費を節約するなら

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食費も節約しなければならないことはあると思います。

食費を節約するならば"お肉とか野菜買うと高いからカップ麺"と摂取できる栄養の絶対値を下げるのではなく、

「このお肉とあのお肉ならこっちの方が安い」

「あのお店とこのお店ならこっちの方が安い」

といったように節約するのが将来に渡っても安心かなと思います。


おわりに

食事は気分を左右するセロトニンを作るものです。人生を豊かにし、生気を養う大事なもの。

我が家は極端な例で、食事のいきすぎた節約をしなければならない人や実際にしている人は少ないと思いますが、お役に立てれば幸いです。

毎日頑張っているあなたが元気でありますように。

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