【レポ】弥生美術館「大正ロマン・昭和モダンのイラストレーター 高畠華宵展 -ジェンダーレスなまなざし-」に行って来た
こんにちは、宮寺理美です。
久しぶりに弥生美術館・竹久夢二美術館に行て来ました。
大正浪漫や昭和レトロに焦点を当てた展示を数多く開催されている、
とっても大好きな美術館です。
現在は新型コロナウィルスの影響で事前予約制です。
ご予約などの詳細はHPをご覧下さい。
今回は妖艶な画風で大正時代に活躍したイラストレーター、
高畠華宵の作品展に行って来ました。
高畠華宵さんは愛媛県出身の画家で、
オーブリー・ビアズリーみたいな洗練されたペン画や、妖艶な雰囲気のイラストで人気を博したんだそうです。
今回の展示、サブタイトルにも心惹かれたのですが、
行ってみたら展示品が印刷物ではなくて、
肉筆画がめっちゃ多い!
これ、何気にすごい事なんですよ…
そしてなんと、展示品の大部分が撮影OKでした。
すごい!太っ腹すぎる!!
撮影NGな箇所については、受付で説明がありました。
弥生美術館の設立者の鹿野琢見さんと高畠華宵のエピソードがHPにも掲載されていますが、
弥生美術館は高畠華宵のコレクションがすごい事でも有名なんですよ…!
展示室の様子はこんな感じ。
個々の作品の写真もたくさん撮らせていただいたのですが、
楽しみがなくなっちゃうので掲載は控えめにします。笑
高畠華宵の描く女性達は、とにかくファッションが素敵…
このイラストは「S(女学生の親密な関係を表す隠語、Sisterの略)」を思い浮かべてしまいます…
この作品が特に好き!
ミュージアムショップでパスケースが販売されていたので、
つい購入してしまいました。
雑誌の表紙も展示されていました。
少年のようなファッションの少女達。
「ヴェニスに死す」の美少年みたい…!
こちらは2階の展示室の様子。
高畠華宵の私物なども展示されていました!
着物にベレー帽!!!
作品もお洒落だけど、ご本人もお洒落すぎる…!
3階の展示室では少年少女雑誌のふろく展示していました。
こちらは撮影NG。
懐かしい少女マンガのふろくも展示されていました!
「私、これ持ってたやん…」っていうのも何点かあって、
すごく懐かしい気持ちになりました。笑
弥生美術館は竹久夢二美術館と併設されているのですが、
こちらでは
夢二×文学 「絵で詩をかいてみた」 ― 竹久夢二の抒情画・著作・装幀―
が開催中でした。
夢二が手がけた本がこれだけ揃うのも珍しい気がします!
竹久夢二美術館と弥生美術館の2階に連絡通路があるので、
2階の展示室から下ります。
こちらは1階の展示室。
実はこの日の私の浴衣も、竹久夢二の図案でした。
美術展に合わせてコーディネートするのが、ちょっとした趣味です。笑
ミュージアムショップの様子も掲載させていただきます。
(撮影・掲載許可済みです)
たくさん買っちゃいました。笑
ちなみに、現在併設カフェの港やは土日のみ営業中だそうです。
高畠華宵展会期中の限定メニューもすごく素敵なので、
土日にいらっしゃる方にはカフェもお勧めです。
カレーも美味しいですよ!