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リーチ後に露骨に顔をしかめるのは良くないという話


【三味線未遂?】


 とあるリアル麻雀中、私はこんな牌姿に出会いました。



 2sが2枚切れ、7sが2枚切れ、689sとピンズ関連牌が0枚切れ。
 5s切りが一番広いですが、単騎待ちになる可能性もあります。
 8s切りは柔軟ですが、6sツモのテンパイや6s待ちになっても嬉しくありません。
 そこで私は悩んで7sを切りました。(後で考えれば5s切りが良かった)
 次巡、5pをツモってこの形でテンパイ。

 25s亜リャンメンか、8s単騎が選べます。
 亜リャンメンは残り4枚。単騎は3枚。
 打点に幅がある4枚待ちか、5200以上確定の3枚待ちか。
 結局最高形を狙って8s切りの亜リャンメンリーチを打ちました。

 問題はこの後で、リーチの後に私は首を捻って唸りながら一連の手順を考えていました。
 5s→7sの手順のほうが良かったのか、8sの場況と打点を見て単騎待ちが良かったのか。

 すると数巡後、上家から赤5sが出てきて、リーチ・三色・赤1で満貫を出アガリしました。

 
 ここからは私の想像ですが、放銃して牌姿を確認した上家から「さっきまでの唸りは何やってん」という心の声が聞こえてきました。無言で点棒を(やや投げぎみで)払う上家。

 気まずい空気が流れる……。

 そこで私は思いました。もしかしたら上家は私が首を捻っているのを見て(安手か愚形か、とりあえず満足のいく打点と形ではなさそう)と判断したのではないかと。

 それで開かれた手が満貫。確かに(何やこいつ)と思われかねない。

(いや違うねん。三味線ちゃうねんて。手順で悩んでただけで安手愚形とかやないねんって)
 と心の中で言い訳をしていました。

 
 もちろん、これは故意で相手を騙そうとしているわけではないので、三味線とは言いきれないと思いますが、放銃した人が不快な思いをする可能性は十分に考えられます。

 今後、同卓者を不快にさせない為にも、私は麻雀の内容の反省は次局に入ってからにしようと心に決めました。

 麻雀は相手を不快にさせず、皆が楽しく遊べるように打ちたいですね。


【余談・その発言三味線っすよ】


 健康麻雀まーすたのスタッフによる三味線解説動画。意外とやりがちなものもあるので気を付けましょうね。
 溜息からのリーチはグレーゾーンらしいです。その基準で行くとリーチ後の唸りもグレーかもしれません。

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