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過去を振り返ってみました。(ちょっと暗いお話)

noteを見ていて、「ブラック部活」というハッシュタグが目に入りまして、
「今の私をつくっているのは部活だ」と断言しても間違いないと思うほど部活動にのめり込んでいた私は、このハッシュタグが見逃せませんでした。

中学〜大学…とずっと音楽に関わってきて、どんな出来事があったか振り返ってみようと思いました。

⚠️今回はとても長いお話になります。⚠️
暗いお話、文字だらけの文章が苦手だという方にはおすすめできない投稿です…。

部活動潰されそう事件

高校生のときのお話です。

いつもと同じように基礎練習をしていたら、音楽室に知らないおじさんが入ってきまして、

「新年度からこの吹奏学部、ジャズ部で行くから!」

と言われました。

そのおじさんの正体は、私の通っていた高校と同じ地区にある中学校でジャズ部の顧問をしている者でした。
(その中学校には吹奏楽部は無いのです)

どうやら、地区発展のためにジャズを取り入れる動きが考案されたらしく、ジャズで推していくためにはうちの高校の吹奏楽部は邪魔とのことで、
来年からジャズ部を新たに高校で作り、吹奏と統合させ、吹奏改めジャズ部として活動しろと言ってきたのです。

って誰でもなっちゃいますよね、私もなりました。

当時、地区でそんな話が出ていることも知らされていない状態で『吹奏潰すよ』宣言されてしまったら、反抗するしかなかったです。理由を言われたとしても頷けません。

「そっかー…なら仕方ないね!吹奏は吹奏で頑張れ!」

と穏便に行くはずもなく…。

地区での取り組みに対して反抗したので、地区のお偉いさんなど多くの大人を敵に回してしまったのです。

絶望しかなかった

新年度、吹奏はそのまま残ったのですが、新たに高校にジャズ部もできまして…
「トラブルが起きている部活にうちの子を入らせたくない!」という親御さんが続出、吹奏に後輩は数人しか入ってこず…。

吹奏の主な顧問は大人の理由でどこかへ飛ばされ、指揮ができる先生はおらず。

先輩方は引退されて、金管楽器パートの人は0人。
人数が少なすぎて小編成部門でも大きな舞台に立てず。
校内の小さなコンサートくらいしか活動できないんじゃ面白くないと数少ない後輩は辞めていき…。
もう、部員は4人しかいませんでした。

高校生の私達にできることには限界があり、都合の悪いことは「大人の事情」で消されてしまう…。

ストレスで学校にも通えなくなった、そんな時期がありました。

部活をやめてしまえばよかったのでは?

勿論考えました。 

部活ができない分、吹奏楽団で音楽を楽しもうとおもったのですが、
その吹奏楽団には私の居場所はありませんでした。
同パートの人達からの嫌がらせ、本番直前に別の打楽器へ急にチェンジされる鬼畜さ、メンタルズタボロの当時の私にとっては耐えられませんでした。

副部長だったこともあり、逃げてどうする…!辞める行為は責任感が無いことや…!とそのときは思っていました。

しかし、そんな境地だったからこそ気づけたことがあったのです。

約1年半、打楽器が1人しかいなかったということもあり、ドラムにずっとしがみついてきた…好きだったから、基礎練習をはじめとして、ドラムと関わっている時間はとても幸せだった。

そう思うと、本当の居場所はドラムなのではないかと気がつきました。
何があってもずっと私の傍にドラムは居てくれたじゃないか…!
ハッ!!と気づいたのです。

気付きからの気持ちの変化

「ドラムは第二の指揮者だ」と、飛ばされてしまった顧問の先生に教えてもらったことがあります。

皆が安心して演奏するには、ドラムのリズムが揺れていては安定しない…!

皆の楽器の魅力、曲の魅力を引き出すために、しっかり支えながら、引くときは引き、盛り上げるところは盛り上げる…そんなメリハリのあるドラムを叩くんや!!

何よりドラムが好きだから!!!!

そんな気持ちがブワアアアア!!!と出てきて、しょげてる場合ちゃう!と思い立ち、部活終わりにドラムレッスンに通うようになりました。

この事件も、もう5年前です。
私達が卒業したあと、吹奏はジャズに潰されてしまったと聞きました。

気付きからの気持ちの変化で、さらにドラムと仲良くなりたいと思ったきっかけの事件でもあるため、
成長にも繋がったのかな?と思うと、いつまでも暗く受け止めていてはダメだと思い、途中、少しポップに事件の内容を表現しました。

今は、そのときに培ったドラムの技術を活用しながら、楽しく軽音楽部を楽しんでいます。
コロナで半年ライブができなかったのですが、大学を卒業してもドラムは親友なのでずっと関わり続けます。 

絶対売れっ子バンドマンになる!!

こんなシビアなことをnoteに書いてもいいのだろうか…?と少し不安ではありますが、これが私の自分史になります。

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