これからのDX<デジタルトランスフォーメーション>、いまこそ知りたいDX戦略
自分の中でDXに関する情報整理をしたいなと思い、どんな本が良いのかな?と調べていると、「基礎」篇としてはこの2つの本が良い、という事で購入し、読みました。
amazon、Uber、Netflixの台頭・浸透とコロナ禍もあって「DX」という言葉が非常に流行っていますが、どれぐらいの人が本当の意味で「DX」を理解し、「DX」を実現しようとしているのか、、。私個人としては、この辺のリテラシーは高くない方なので、「DX」が私が想像していたものとは大きく異なるモノというか、もっともっと”深いモノ”でした。(そりゃそうですよねw)
・自社のコアを再定義しデジタル化する
・新進気鋭のディスラプターが既存業界・ビジネスや、いまのあたりまえを脅かす
非常に刺さるワードも並んでいました。私の仕事でも、クライアントのDXに関わるお手伝い/推進を行うという側面が少なからずあるので、これからそのような場面に出くわした時はクライアントの課題に対して、(一応)慌てず冷静に対応する事は出来そうですが、具体的なソリューション(アイデアレベルでも)を提供できるかでいうと、たぶん無理・・。汗
新しい取り組みであれば、デジタイゼーションとデジタライザーションを推進/整備するだけでも非常に体力を使うことであり、この2つの先、もっと深いところにDXがあるので、2つの本に共通して記載されているように、該当セクションに人材と予算をきちんと与えないと成し遂げる事が出来ないと感じました。
しかし、広い視野を持って目的と野望をきちんと設定し、手段/方法を間違えずに進む事が出来ればその会社にとって新たな売上基盤が出来ますし、ビジネスの幅も大きく広がるという事であり、伸び悩んでいる会社こそまじめに取り組む必要がある課題だと思います。(今ぐんぐん伸びている会社はそのデジタルリテラシーも高く危機意識も高いので、自然と取り組めることが出来そう。)ある程度大きな企業の方が過去の成功体験や(意味不明な)企業風土を理由にして、危機意識低いですもんね。
感想をまとめるには少々難しい本の類ですが、「既存事業をより良くする事」だけでは”ディスラプター”への対応としては不足で継続的に「デジタルを前提とした新規事業の確立」を目指していかねばならない、という事は十分理解出来ました。ここ10年で変わったことがこれからの時代では3年ぐらいの周期で変わっていく。それも大幅に・・。
進化も早く非常に恐ろしい世界になっていますが、それ以上に楽しい未来が待っているのでその進化に取り残されないように精進せねば。
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