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筋トレで褐色脂肪細胞を活性化

ここを読んでいる方であれば「褐色脂肪細胞」がどんなものであるかはご存じだと思います。一言でいえば、「余分な脂肪を燃焼してくれる脂肪」でしょうか。痩せの大食いといわれる人はたいてい褐色脂肪細胞が多くて活発な人で、私の知り合いにも何人かそれらしき人がいます。筋トレをしているわけではないのに皆さん細マッチョ体型ですね。

私は残念ながら沢山食べればその分だけ太ってしまう普通の体質でした。しかし、最近というかここ10年位というか、「もしかして自分の褐色脂肪細胞が増えて活発になっているのかな?」という気がしています。私は日々筋トレをしている事もあり、食事は歳のわりにはけっこうガッツリ食べています。基本、1日4食(朝、昼、筋トレ前の夕方、筋トレ後の夜)です。週2回はランチブッフェ(食べ放題)でここでも歳がいもなくガッツリ食べるのが楽しみです。一応健康的な食材を意識して選んで食べていますが、かといってストイックに管理しているわけではなく、食べたいものをお腹いっぱい食べる。いっぱい食べた分はいっぱい運動(筋トレ&有酸素運動)して消費するというポリシーです。

今の体型は173cmで80kg、体脂肪率は15〜16%位(体組成計で測った基礎代謝は1860kcal)、食べたいものをお腹いっぱい食べる食生活でこの数値で推移しています。長期の撮影ロケの前後でプラスマイナス1〜2kgの程度の増減はよくありますが数日後には80kg付近に落ち着きます。できれば好きなだけ食べても体脂肪率は10%前後みたいな体質にしたいですけどね。

甘いものも良く食べるので、若い頃の自分なら、もっと脂肪で太っていたのでは?と思っているのですが、最近は若い頃に比べて脂肪が付きにくくなったと実感します。(お腹まわりの贅肉は、若い頃より今の方が少ない)

昔の情報だと褐色脂肪細胞は赤ちゃんの時が一番多く、歳をとるに従い減っていくもの、増える事は無い、というのが常識でした。しかし、最新の研究では、刺激を与える事で白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞とほぼ同じ働きをするベージュ脂肪細胞(ブライト細胞)に変化して増えるという事がわかったそうです。白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化する刺激は「寒冷刺激」と「筋トレ」だそうです。

「寒冷刺激」でベージュ脂肪細胞が増えると知って、思い当たる節がいくつかあります。筋トレをしていると寒い冬は特に体の内側から発熱してポカポカしている事を感じます。なので冬でも基本的に薄着なのですが、外を普通に歩くだけでも体が温まるというか暑くなってくるので、私は首元や胸元を開けて冷気を入れます。これを「ひんやりして気持ちいい」って言うと一緒にいる人は「マジで言ってるの?冗談でしょう?」みたいな反応をします。
夜寝る時も、さすがに冬は羽毛布団に毛布の2枚掛けで寝るのですが、寝ている間に暑くなり1枚剥がして朝には1枚になっている事が多いのです。1枚ではさすがに肌寒いのですが、体の内側から発熱してポカポカしているのを感じるがまた気持ち良いのです。この「寒冷刺激」というのが褐色脂肪細胞(&ベージュ脂肪細胞も含む)の活性化に非常に良いらいしいのです。
よく冬に体を冷やすと風邪を引くと言われますが、筋トレをしていると体を冷やして風邪を引くという経験は34年間で一度もありません。

それと、ジムでの筋トレ後は、温水(41〜42℃)と冷水(15℃)の「温冷交代浴」をします。以前(10年間)は温水後の冷水浴一回だったのですが、今年から温水→冷水を最低3回繰り返す「温冷交代浴」をしています。
余談ですが、今年の春に不覚にも「帯状疱疹」(病院へ行くのが遅れて重症化)を患ってしまい、後遺症の神経痛を抑えるには「運動療法」と「温冷交代浴」が効くと知って「温冷交代浴」を取り入れました。「運動療法」と「温冷交代浴」の効果は抜群で神経痛はまったく残りませんでした。
始めは冷水浴は血管の若返りとか自律神経の働きを整える効果があるので行っていたのですが、結果的に褐色脂肪細胞(&ベージュ脂肪細胞も含む)の活性化にも繋がっていたのだと思います。

単純に長年の筋トレの効果で太りにくい(脂肪が付きにくい)体質になったのかもしれませんが、褐色脂肪細胞(&ベージュ脂肪細胞も含む)の活性化も少なからずあるのではと私は思っています。


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