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「良いインテリア」ってなんだろう?

はじめまして。インテリアコーディネーターのsatoと申します。

このnoteは大好きなインテリアについて、またそれ以外にも
書きたいときに書きたいことをメモしていく、そんな自由な自分の居場所にしたいと思っています。

この仕事を始めて、今年度で5年目に突入しました。

昔からインテリアに興味があり、大学生で初めて一人暮らしをしたときには
少ないバイト代でラタンの間接照明を買ったり、ムー〇ンのポスターを飾ったり。
今思うとテイストの一貫性がまるでなく、お洒落とは程遠い部屋でしたが
自分の「好き」を集めた大好きな空間でした。

卒業後、「土日祝休み」を必須条件としてなんとなく入社してしまった会社を辞めてから、
人生について考えに考えた数か月間の無職時代。
(ネガティブ思考に陥り布団から出なかった日もありました…)

「人生が楽しいって、たったの7分の2しかない休日が充実していることではなく、1日1日過ごす時間が自分にとって価値のあるものだということかもしれないな。」

という考えに至り、真っ先に頭に浮かんだのは大好きなインテリアの道でした。

そこから現在勤めている会社にご縁をいただき、いまに至ります。

「趣味」が「仕事」に。
大好きなインテリアが「自己満足」から「お客様にご満足いただくためのサービス」になったわけです。

300組以上のお客様を担当し、ひとつの答えに辿り着きました。
(※あくまで私個人の考えです)

「良いインテリア」とは、
ただ好きなものを詰め込むだけではなく、雑誌みたいにお洒落にまとめるだけでもない。
「そこに住む人の暮らし」を感じられるものだということです。

「小さい子供が付けた傷も思い出として残しておきたいから、経年変化も楽しめる天然木のダイニングテーブルを。」

「仕事終わりの晩酌が至福のひとときだから、長時間でも疲れにくい椅子がいいな。」

「夫婦揃って読書が趣味だから、大きなソファではなくラウンジチェアを2脚にしよう。」

「大好きな人と夜に観る映画にもっとワクワクしたいから、気分が上がるスタンドライトを。」

選ぶものひとつひとつに、そのお客様にとっての「意味」を持たせる。
そんなコーディネートをお客様と一緒に完成させたとき、なんとも言えない幸せな気持ちになります。
そんなコーディネートを、いつも目指しています。

だからこそ、ヒアリングの際には趣味やお仕事など
ときには「インテリアに関係ある?」と思われることまで、根掘り葉掘り聞いてしまいます。
お客様を知れば知るほど、「絶対に喜んでいただきたい!」という存在に。
・・→「良いインテリア」にも繋がる。

つくづく楽しい仕事だな~~~と思うのです。

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