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「不登校、早期解決」しなきゃだめなのかな。(41/90)

たまたま、気になる文面を立て続けに目にしたので、今回はそのことについて私が思うことを書いてみたいと思います。

うちの息子は中3の約1年間、不登校でした。中2の頃は、遅刻が多く、本人が内申点を気にして頑張って登校している感じでした。

中学卒業とともに、通信制高校の通学コースに入学したので、学校へ行かないという状況は1年で脱出していると思います。

前向きになって新しい目標を持って、通い始めましたが、結局、息子自身が中学の頃から引きずっている色んな問題が出てきて、一年で通学コースからオンラインだけのコースに変更しました。通学はしていません。

今の状態は高校へは所属して頑張っているけど、悩んでいる事や心の状態は不登校の頃と変わらない部分もあるのです。(もちろん、息子もこの一年ですごく成長したので、全てがそうではないです。)

不登校を解決するというのは、学校へ行き始めることを指していることが多いのかなと思いますが、早く解決すること=早く学校に戻ることにフォーカスするのは違うのかなと私は思います。

ママの気持ちが落ち着いて、心の状態が以前の元気な状態に戻ることは、早くてもいいのかもしれませんが、それと、子どもを早く学校へ行かせるようにすることは別だと思います。時間が必要な子、早く学校へ戻れる子、タイミングはその子それぞれだと思うからです。

私は、学校へ行く状態にならなくても、心が満タンに充電されて、自宅で元気に過ごせているのであれば、無理に学校へ戻すような働きかけをする必要がないのかなと思います。子どもが自分自身で動き始めるのことが大事だから。

でも、ずっとその状態が続いていると、いつまで続くんだろうかとか、心配になったり、不安に思いますよね。私もそうでしたから。そんな自分自身の不安を受け止めるためにも、やっぱりママの心が元気になる方が先決だと私は思います。

家が子どもにとって安全安心な場所であること。その場所を作るのは家族であり、その中心にいるのはママで、ママの気持ちが大丈夫だと思えていれば、必ずそれは子どもにも伝わると私は信じています。

周りが焦っても仕方がないというか、どんな時も子どもの気持ちを尊重することが大事です。学校へ行かないことを一番気にしているのは、本人だと思うから。

と書きましたが、あくまで私の意見です。
不登校の対処法には正解ってないと思っているので。自分の解決法がみんなに当てはまるはずがないとも思っています。ただ少しでもヒントになったり、ママの気持ちが少しでも軽くなってくれたらなとは思います。

悪口を言うつもりは本当にないのですが、不登校解決の勧誘で、不安な気持ちに追い打ちをかけるようにあおってくるのを目にしてしまったので。つい書いてしまいました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


ひとりごと

困っていると、誰かにすがりたいし、子どもが苦しんでいると、早く助けてあげたいと思う気持ちがすごーーーくよくわかる。私もそうだったから。でも、結局は子供自身の課題なんですよね。だから、子どもの心の充電がいっぱいになって動き出せるまで、そばで見守る。それは、何もしないということではなくて、まずはママがその状況を見守っていられるように元気でいること。もちろん、不安になってもいいのです。そう思うのって、当たり前な感情だから。どんな状況でも受け入れらる土台を作る。私もまだまだ修行中です。笑



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