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不登校でなくても、子育てしていれば先の心配はつきもの。(61/90)

子どもが不登校になると、これからどうなるんだろうと将来のことを心配して不安になる方が多いのかなと思います。特に、行かなくなったばかりの頃ですね。

私もそうでした。
いつまで学校休むんだろう、進路はどうするんだろう、もしかして、このまま引きこもりになってしまったら。

考え始めると、止まりません。さらに、私は過去のことも同時に思っていました。こんな風になったのって、私の子育てのせいかな、もっとこうしておけば良かったのかな、なんであの時あんなことしたんだろう。

全く、今に意識がありませんでした。目の前の悩める息子が見えていなくて、心が行ったり来たりでブレブレでした。

過去のことはともかく(戻れないので)、未来に関してはこれからのことなので、いくらでも考えてしまいますよね。

でも。
先の心配って子育てしていると、よくしませんでしたか?

我が家は、息子が第一子だったので、とにかく心配ばかりしていました 笑。
育児書のこの時期はこうです!と息子を比べたり、支援センターに遊びに行っても、同じぐらいの月齢の子と比べたりして、できていないことがあったりすると不安に思ったりしていました。今できていない事って、もしこのままできなかったらどうしようとか、取り越し苦労ばかりしていました。

大きくなってくると、性格的なことで心配して、大人になってもこの調子だったらどうしようとか、そんな将来のことでなくても、小学校入ってやっていけるのかなとか、発表会までに間に合うのかなとか、とにかく先の心配をよくしていました。

中学に入ってからは、やはり進路について心配していました。今の私なら、本人が行動し考え決めることだとわかっているので、それほど心配しませんが、当時は色々と干渉もしていたし、見ていられずよく口出しもしてました。息子より先のことに不安に思っていたのかもしれないです。

そう考えると、学校へ行かなくなる前から先のことは心配していたし、その心配することが息子にとっても私自身にとってもいい方向へ行ってなかったんですよね。

だから学校へ行っていてもいなくても、子供の将来のことは考えるし、心配するんです。私の場合、学校に行っている下の子のことも普通に進路は心配してますし。

心配に思うことは悪いことではないし、親なら当然なことだとも思いますが、まずは子どもの今に目を向けることが大事なのかなと私は思います。学校へ行かないと選択したと言うことは、理由は様々だと思いますが、今休むことが必要だからだと思うのです。心の充電期間です。まずは、そこを満たしていくこと。

それと同時に、ママ自身も心を満たしてあげること。何か特別なことをするとかでなくて、自分の心に耳を傾けて、今どうしたいのか?聞いてあげて、心の声をかなえてあげて欲しいなと思います。ママも休みたかったら、休めばいい。

私も、そうやって自分のやりたいことをやっていました。それで始めたのが、ドラムです。ずっとやりたかった事でしたが、息子のことがなければ習いにいくこともなかったでしょう。そんな大きなことでなくても、コーヒーが飲みたいなと思ったら、カフェに行って自分時間を作ってみるとか、本を読みたいなと思ったら、本屋さんに行ってみるとか、小さなことでもいいと思います。

そうやって自分の気持ちを大事にしていくと、無駄に将来のことばかり考えずに、今に集中できるようになるかなと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


ひとりごと

息子の同級生ママとお話ししていても、進学や将来のことが話題になり、みんな気にしています。親って、そうやって一生子供のことを気にかけていくものなのかなと思いますね。義母は認知症なのですが、それでも60になる我が息子の心配をしていますから。







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