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「学校行ってないんだよねー」「そうなんだー」(37/90)

息子が不登校になって、私は周りの人たちにそのことを話せていました。

私が、元々、自分のことを話せるタイプだというのもあると思いますが、学校へ行ってないことを恥ずかしいとか悪いことだと思っていなかったというのが前提にあるとは思います。実際そうですしね。

むしろ、聞いて欲しいなと思っていました。自分の中で溜まっているのが嫌だったんだと思います。

私は息子が小学校に入学してからずっとPTA活動をしていたので、ママ友の交流は多い方だとは思いますが、会えば、「実は学校行ってないんだよねー」みたいな感じで軽く話していたと思います。もちろん、自分の中で気持ちが落ち着いてからのことですが。

聞いた時のリアクションは、「そうだったんだー」と言われることが多かったと思います。それしか言いようがないのかもしれないですが。実際どう思っていたのかわかりませんが、さらっと聞いてもらえることが本当にありがたかったです。

もちろん、不登校の理由や具体的なことを聞いてくる方もいましたが、それでも嫌な気分はしなくて、あの当時の私は聞いてもらえる、話す相手がいるという事で救われていたところはありました。

特に、委員会活動をずっと一緒にやってきたママには、ほぼ全てを聞いてもらっていました。投げやりな発言をしたり、泣いて話すこともあったりしたけど、ただ聞いてくれました。

身近な方に、「うち学校行ってないんだ…」と打ち明けられたら、どんなリアクションをして良いのか、悩まれるかもしれませんが、ただただ聞いてあげて下さい。周囲に話しているってことは、聞いて欲しいから話していると思うのです。何か回答を求めているわけではないのです。

「そうなんだー」「そうだったんだー」

それだけでいいのです。
勇気を出して、打ち明けてくれたママのことを受け入れてあげて欲しなと思います。

そして、今お子さんが不登校中で、周りの人に話したことのない方。

もし、話したいなと思っているのであれば、この人ならと信頼できる方にぜひ話してみて下さい。

自分が思っているよりも、受け入れてもらえると思いますよ。そして、話すことでスッキリしたり、心が整理されたりします。もちろん、それで悩みが解決するわけではないですが、自分の気持ちを外に出せた、それで一歩前進な気がします。

身近に話せる人がいない方。

私はそんな方のお話を聞いてあげたいと思っています。まだ、準備段階で、どうぞとご案内できないのがもどかしいのですが、早急に準備して、お聞きしたいなと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


ひとりごと

私は、不登校を解決はしてあげられないと思っている。
ただ、ママのことは元気にしてあげられる。
大丈夫だよって言ってあげたい。
それで元気を取り戻して、お子さんと向き合えたら、
そこからが解決に向けてのスタートだと思うし、
そもそも解決ってなんだろうって感じだけど。
わが家も現在進行形で息子と向き合っているので
偉そうにも言えないしねー。
とにかく、私は待っている人のために前に進むのみだ!

こんな私ですが、よろしくお願いします。



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