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不登校だった経験がいつか誰かを救うことになるよ(15/90)

毎日続いている離れて暮らす息子との電話。

余談ですが、電話の最中、私はメモを取るようにしています。その理由は、息子をよりよく理解するためと、会話を記録しておきたいからです。メモをし始めてから、会話に集中できるようにもなりました。

さてさて、タイトルのお話。
私は昨日息子にこんな話をしました。

今さ、〇〇は悩んだり迷ったりしながら毎日色んなことがあって、どうしたらこの気分が上がったり下がったりする、鬱かも知れない状態から抜け出せるかとか真剣に考えてるでしょ?(本人が自分は鬱だと言っているので、こんな表現してます。)

そのことがさ、この先〇〇が元気になって、動き出していけるようになった時に、同じように困っている人の役に立つんだよ。そういう人の気持ちをわかるでしょ?経験しているから。

本当に困っていて、どうしたらいいのかわからないとお金を払ってでも教えて欲しいって思うし。そしたらさ、それだってビジネスになるんだから。(息子は将来、起業したいと思っているので、こんな表現しています。)

だから、学校に行かなくなった時からの経験も、一つ一つ無駄なことではなくて、この経験がいつか誰かを救うことになると思うと、ちょっとワクワクしてこない?

息子、黙って聞いていて、最後に一言

めちゃ自信になったわ
(いつもより声のトーンが良かった)

とだけ言ってくれました。

中学生の時に不登校だった息子、今は親元を離れて通信制高校に所属しています。3月まで通っていましたが、4月からはオンラインコースに変更しました。

気持ちに波があり、この一週間ぐらい、またやる気がしないと言っていましたが、2日前から気分が少しずつですが良くなってきていたので、こんな会話もできました。

毎日、どうすれば問題を改善できるかを考えている息子。今回気分が良くなってきた理由も、調子よく生活していた頃にやっていたことで、今やらなくなったことがあるのを思いだして、それをやってみたらなんか気分が良くなってきたと話していました。

ちゃんと自分で解決する力も持っているし、親の私からみても、本当に一生懸命毎日を生きているんだなと感心するぐらいです。

これは、学校へ行っていない頃からそうでした。本を読んだり、ネットで調べたり、どうしたら良い方向に行けるのか、もがき続けていたからこそ、今の息子があるのです。

そんな息子だからこそ、必ず誰かを救う存在になれると私は思っているのです。

息子にそんな話をした私自身だって、まさにそうなんです。

今やりたいと思っていたことは、息子の不登校を通して経験したからこそ、湧き上がってきたことであって、経験をしていなければ、同じように困っている方を救いたいと思うこともなかったはず。

この領域は誰よりもスペシャリストだと言えることって、探してみれば誰にでもあるのではないでしょうか?自分のやりたいことが見つからない時、そこを深掘りしてみるのもヒントになるかも知れないですね。

それを待っている人がいると思うと、私も頑張らなきゃなと思うのです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ひとりごと

今日は1時間で書くと決めて、
時間内におさまったー
やればできる!

誰だって誰かのためになれるんだよね。



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