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008: ヒート(イギリスGP)

ボドゲカフェDEJANAで6人集まったため、ヒートを遊ぶことになった。私の大好きなゲームだ。ヒートには4つのコースが用意されているが、ルールブックに初めはUSAで遊ぶよう指示されているためか、USAのコースばかり走っている。

このため、今回はイギリス(GREAT BRITAIN)を選択。はてさてどんなレースになるか楽しみだ!


ゲーム概要

ヒートは1960年代のモーターカーレースをテーマとしたレースゲーム。カードプレイによりドライビングを表現していることが面白く、特にヒートカードの扱いにより戦略性と駆け引きを生み出していることが特徴的だ。詳細は以前のレビューを参考にして欲しい。


シルバーストン・サーキット?

イギリスのコースは、なんとなくF1イギリスGPでよく見るシルバーストン・サーキットに似ている。マゴッツ、べケッツ、チャペルの超高速コーナーは流石にないが、低速、中速、高速コーナーの混在した高速サーキットの雰囲気がなんとなくそれを感じさせる。

ちなみにシルバーストン・サーキットは、1950年にF1世界選手権としての初のグランプリが開催されたモータースポーツの聖地としても有名。第二次世界大戦で使われたイギリス空軍飛行場の跡地に建設され、三角形をした3本の滑走路がそのままコースとして使われているそうだ。

FORMULA1-DATAより引用


天候モジュールでテクニカルなコースに!

今回は天候モジュールを追加して6人でプレイ。天候は曇り、ランダムにセットアップしたトークンにより、コーナーの多いセクションでは制限速度が厳しくなるもスリップストリームで追加1マス進めるようになり、高速セクションではクールダウンができないなど、よりテクニカルなコースとなった印象だ。

天候モジュールは簡単に追加できるし、コースに色々な制限が加えられて戦略性が高くなるため非常におすすめのモジュールだ。これだけで毎回違ったレースを楽しめる♪


一進一退の攻防が熱い!

レースは波乱に満ちていた。1週目の中頃までは、スタートダッシュを決めたTさんがトップを走っており、私は3番手ぐらいをウロウロしていた。しかし、攻めすぎたTさんが連続コーナーでまさかのスピン!この隙に後続車が次々とオーバーテイク。

最終コーナーでヒートカードを無理して使うことにより、私がトップに躍り出た。手札のカード運にも助けられホームストレッチを飛ばす私は2週目の第1コーナーまでダントツのトップとなった。

しかしこの時の私はエンジンが悲鳴を上げていることに気付いていなかった。第1コーナーを回ったところで7枚の手札は4枚がヒートカード!さらに1枚はストレスカードのため、実質使えるカードは2枚だけ。

やむなく2速までシフトダウンし、ヒートカード1枚をクールダウンしたが、まだ3枚も手札に残っていた。仕方ないので2速のままで走り続けることになり、次々と抜かれていくありさま。トップに出たのは私と同じようにヒートカードを駆使して高速走行していたMさん。

彼は1速までシフトダウンし、一気に3枚のヒートカードを処理することに成功している。なるほど、上手い!一旦はスピードが落ちるが、ヒートカードが無くなれば、すぐに加速することも可能だ。


そしてフィニッシュ!

フィニッシュは4台が同時にゴールする大接戦。同じターンにゴールした際は、ゴールラインから最も離れたドライバーの勝利となる。結局、うまくヒートカードを処理したMさん(黒)がトップでチェッカーフラッグ!

2位はスピンの遅れを取り戻して最後に追い上げたTさん(青)。私は残念ながら同時にゴールできず5位w。


感想

今回の満足度:10点(10点満点)

やはりヒートは面白い!
後続車のみに与えられるアドレナリンシステムやスリップストリームにより、レース展開がダイナミックに変化していくので全く飽きずに2周を走り切ることができる。そして、どの場面も非常にドラマチックだ。

コースが変わると走り方もかなり変わるのだが、そこに天候モジュールで簡単にバリエーションが出るのも素晴らしい。リプレイ性もしっかりあるので単調にならず何回でも楽しめる。

今回は5位と散々な結果だったが、一時的にトップになれて嬉しかったし大満足。あー、あのコーナーで1速まで減速していればなぁw


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