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ボドゲーマに2年間レビューを書き続けて神になった話

この記事は、HAL99さん主催「ボードゲームに関わるエトセトラ Advent Calendar 2022」の10日目の記事です。前日の記事は、SN DUCKさんの「石油がテーマの作品には名作しかない!(諸説あります)」でした。

ボドゲ楽しんでますか?Sato39です。
以前、これまでレビューなど書いたこともない私が「ボドゲーマ」というボードゲーム総合情報サイトにレビューを投稿する理由、経緯などを書いた。

投稿し始めてから、ちょうど2年ほど経過したので、現状の報告と気付いたことなどを思いつくままに書いてみたいと思う。なお、今回の内容はレビューの投稿頻度、特性などにより、かなり異なってくると思われるので、1レビュワーの経験したこととして参考にしていただけると嬉しい。



称号「ボドゲーマランク」について

現在、ありがたいことに累積読者数は38,524名になり、神様の称号を授かっている。いただいた通販割引クーポンは52枚。そんなに使えませんw
他愛もないことのようだが、この称号システムはレビューを書いていく上で非常に励みになった。

ボドゲーマHP>お知らせ一覧」より引用

当初ランクシステムのことは知らずにレビューを書いていたのだが、最初は1つレビューを書く毎にランクが1つ上がるような感覚だったので楽しくて仕方なかった。

ところが大賢者あたりからランクが上がらなくなり、仙人になってからは万年仙人のように感じて、神にはなれないとまで思えた。誰かのツイートで「累積読者数が20,000人になると神になれる。」と読んだ記憶があって、とにかく読者数を増やさないと神にはなれないなぁ、と感じていた。

ところがある日、累積読者数が15,000人を超えたあたりで突然「」の称号が付いた!なんだかとても嬉しくて、その日は何度もボドゲーマのHPにアクセスして神の称号を眺めていたのだが、夕方になったら突然「仙人」になってしまった。

現在のランクシステムだと、ボドゲーマの会員数が46,000人ほどなので、その0.1%の46人が「神」ということになる。つまりランキングで称号が変化するのは当然のことなのだが、その時はランクシステムの内容を全く知らなかったのでビックリしたと同時に何かの間違いだったんだと思い、浮かれていた自分を恥ずかしく感じてしまって、ずいぶん落ち込んだものだ。

その後、再び「神」の称号が付くと、ホッとすると同時に「神」という称号は実は不安定なもので、簡単に失ってしまうものだということを実感させられた。レビューを書く際にも自然と力が入るようになっていった気がする。



ボドクーポンについて

当たり前だが、いくらボドゲーマにレビューを書いても収益化はしない。

このため、ボドゲーマにレビューを投稿する方のモチベーションはほとんどが自己満足と承認欲求であるため、良いレビューを読んだ際にはぜひ積極的に「ナイス!」ボタンを押していただけると嬉しい。

ただし、ボドゲーマではレビューなどの情報投稿した方や通販サイトでボードゲームを購入した方を対象にボドクーポンなるものを配布している。これにはいくつか種類があり、配布条件は以下のようになっている。

つまりレビューを投稿して、その記事が読まれたりナイスボタンが押されるとカウントされ、一定値を超えるたびにクーポンが配布される。このクーポンはボドゲーマの通販サイトでボードゲームを購入する際に使用でき、特にLv.2クーポンは高額商品でも10%OFFとなるため非常にありがたい。



レビュー書き始めから現在に至るまで

カタンの開拓者たち:カードゲーム

1番最初のレビューは、2020年3月30日に投稿した「カタンの開拓者たち:カードゲーム」だ。
まだ三男が6歳だった頃、旅先で偶然見つけたカタンのカードゲームを一緒に遊んでみたところ、とても上手にプレイすることに感動したことを今でも覚えている。

みんながこのゲームをどんなふうに評価しているのか気になってボドゲーマで調べてみたのだが、このゲームに関して当時レビューは1つもなく、この作品の面白さを誰かに伝えたくてボドゲーマに会員登録して初めてレビューを書いた。当時は全く誰にも相手にされなかったのだが、そんなことは特に気にもならなかった。

ちなみに現在、このレビューは673人の方に読んでいただいているが当時は数人だったように記憶している。その後の2年間で、カタンという名前で検索した人たちが読んでくれたのだろう。

記述は非常にシンプルで「6歳の息子と遊んでるよ!」という程度の内容だった。今から思うともっと書きたいことはあるように思うが、当時はこれで精一杯だったように記憶している。




読者数の多いレビューの傾向

投稿履歴を読者数でソートした結果


アーク・ノヴァ

現在、私のレビューの中で最も読まれているレビューは「アーク・ノヴァ」だ。おそらくこの記事を読んでいる読者の中に、このゲームを知らない人はいないと思えるほど有名なゲームとなっており、BGGランキング4位、2021年エッセン・シュピール・スカウトアクション1位と世界中に高評価されている間違いなく2022年を代表するゲームだろう。

このレビューだけ突出して読者数が多く、今年はこの作品に非常に興味を持っていた人が多かったと考えられる。

最も読者数の多かったアーク・ノヴァ


ファクトリア

2番目に読者数が多かったのは、意外にも「ファクトリア」だ。昨年末のレビューだが、この当時SNSでは赤瀬よぐさんの可愛いスチームパンク世界を表現したアートワークが大いに話題となっていたため、ゲーム内容に興味を持った方が多かったのだろう。

話題性のある最新のゲーム」を「興味のあるうちに投稿」したことが読者数に繋がったように思う。

ファクトリア by 赤瀬よぐ



読者数の少ないレビューの傾向

投稿履歴を読者数でソートした最後尾の結果

先ほどと比べると何とも寂しい結果だ。
個人的には、「クスコ」や「ギガンテン」はとても面白い作品なので、その良さをぜひ知って欲しくて「アーク・ノヴァ」と同じくらいの熱量で書いたつもりなのだが、読まれないと意味がない。

仕方のないことだが、「話題性のない古いゲーム」のレビューは読んでもらうことすら出来ないのは、何とも寂しいものだ。どんなゲームか知らない人はこの機会にぜひ知って欲しいw

(昨日、アドベントカレンダーの記事を書いたSN DUCKさんによると、「石油をテーマにしたゲームは名作しかない!」らしいですよ。ギガンテンも石油テーマで名作ですねw)



「ナイス!」の多いレビューの傾向

投稿履歴をナイス数でソートした結果

ありがたいことに一生懸命書いたレビューに対しては、とても温かい「ナイス!」をいただいている。多少古めの作品でもナイスをいただけるのはありがたい。

この「ナイス!」を1つもらうことだけで非常にハッピーな気持ちで1日過ごすことが出来るので我ながら単純だと思う。それでも何度もらっても嬉しいものだ。ぜひこれからも遠慮なく「ナイスボタン」を押して欲しいw




まとめ

レビューを本格的に書き始めてから2年が経過した。デジタルゲームも含めレビューなど書いたこともない自分が今日まで継続してレビューを書き続けてこれたのは、やはりボドゲーマとレビュー読者のおかげとしか言いようがない。

称号システムは面白くレビューを継続する動機付けになったし、レビューを投稿すると誰かが見てくれる、ということが何よりも嬉しい。そして「ナイス!」が1つもらえるだけで天にも昇る気持ちになってしまう。

また、自分の好きなボードゲームのレビューを書くことは楽しい。これはTwitterで感想を書いている人と同じ気持ちだと思う。そのボードゲームのどこが面白いのか、自分はどこが好きなのか考えるだけでも楽しくなってくる。

いつまでレビューを書き続けることが出来るか自分でも分からないが、ボドゲーマとレビューを読んでくれる方々へ感謝しつつ、面白いと思った作品はこれからもレビューを書き続けたい。



長文読んでいただき、ありがとうございました。
明日はsytkmさんの振り返り記事の予定です。毎日色々な記事が読めて面白いですね。ではまた。


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