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澄んだ心

美しいものを見て 美しいと言える その心が美しい

相田みつをさんの言葉、鬱の時に出会いました。
本で読んだのか、YouTubeなどで見たのか・・・記憶は定かではないのですが
その時の私には凄く救われる言葉でした。

鬱を発症して3ヶ月ほどの頃、日により体調に波がありました。
調子が悪い時には全く動けないのに、調子が良い時には通りなれた通勤路が光り輝くように見えました。

あぁ、通い慣れた道がこんなに綺麗に感じるなんて、「自分も捨てたものじゃないのかも」と感じられたのです。

人は悩んでいる時には周囲を見る余裕もなく、綺麗なものを見ても気が付かない。
美しいものに気が付けるのは、心が美しい、余裕がある状態の人ではないでしょうか。

日により体調に波がある時には、また調子が悪くなるんじゃないかと調子が良くっても不安を感じる。その時にありふれた景色を見て綺麗と感じる事ができた事で”自分は良くなっているんだ”とほんの少しだけど感じる事ができました。

紅葉

今日は利用者様(介護職をしています)を紅葉を見に外出援助をしました。
皆さん口々に「綺麗なやなぁ」と喜んでくださいました。
(トップの画像は今日見た紅葉です。)
あぁ、今この時は利用者様も痛みや不安を忘れて過ごせているのだと思うと嬉しくなりました。
やはり私は介護の仕事が好きなんだなぁと再確認する事ができました。

皆さん、何か美しいと感じる事はありますか?

私たちの周りには沢山の美しい物で溢れているはずです。

道端の花、通学している子供の笑顔、雨の後の葉っぱについた水滴。
何気ない景色に美しいものを見つける事で、自分の心が救われるかもしれません。

皆さんの毎日が満たされる事を願っています。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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