料理は全ての嫁基準なの?

 はじめに
 第一章 嫁の立場とは
 第二章 嫁の家事時間と料理内容
 第三章 旦那の家事時間と料理内容
 おわりに

はじめに 

 嫁というものは家事労働力に関して、時代が変わろうとも、求め続けられるものがある。それは、料理ができるかできないかという問題だ。

 では、なぜ女性の社会進出を望む割には、女性の家事や育児に関しての考えは変わりにくいのかが私はそこにあるのかもしれないと考えた。

 料理を今は、簡単に作ることができ、買うことが可能だ。買うことで簡単に食や空腹を満たすことができる。

 しかし、食べる事には苦労しなくなった今どうして結婚には料理を求めることが多いのかと考えた。

 だから、その考え方を家事労働力時間と料理の意識の差を男女でくらべてみたい。

第一章 嫁の立場とは

 嫁の定義は結婚している女性を指す言葉だ。

 では、嫁という立場は、姻族からすれば息子と結婚した人のことを指す言葉として書かれている。

 また、嫁でも専業主婦と兼業主婦がいて、その両方の家事時間を比べてみて料理内容を比べてみて考察する。

 それを前提として、嫁はその息子に対し料理を作ることをするのは当たり前なのかどうなのかを調べていきたい。

第二章 嫁の家事時間と料理内容

 嫁の家事時間と労働時間 嫁の家事時間と労働時間について調べていきたい。

 日本の嫁の家事時間は、専業主婦では8時間以上家事時間に割いていることがある。そして、兼業主婦は常勤で2時間から4時間で、パートは4時間から6時間で、自営は4時間から6時間だ。(第 6 回全国家庭動向調査 参照)

 専業主婦は8時間以上家事に割いているのに比べて、兼業主婦は労働を外でしていることも含めて家事労働時間が短い。

 専業主婦の料理内容として、料理時間を専業主婦は夕食に48分程度で、兼業主婦は夕食に42分程度だ。(象印調査)

 この差は6分程度しか変わりはない。そんなに差があるわけでは無いが、専業主婦は多少長く時間を割いていることがよくわかる。

 主婦の得意料理から、料理内容をみていくと、煮物や肉じゃがが一番多く見られた。

 ここからするに、煮物を作ることには慣れていると考えた。

 次の章で、旦那はどのように考えているのか考察する。

第三章 旦那の家事時間と料理意識

 旦那の家事時間は1時間30分程度だ。(令和二年 男女共同参画局)

 嫁でも、夫婦共働き家庭とは、1/4しかなく、旦那が働いている嫁に比べても、1/8くらいの差がある。

 食卓を作る時間は、ほとんどしない、やったことが無い人が38%とほぼやっていない事態が浮き彫りになった。(象印調査)

 旦那は、作ったとしても1週間に1日しか作ったことが無いことがある。

 この食卓に関してもあまり料理をしない人がほとんどだということがよくわかる。

 旦那の料理内容は、得意料理からすると、1位がカレーで、2位が野菜炒めで、料理に関してもそこまで煮物でもないので料理の品に関してはまとまりがなくばらつきがある。

まとめ

 旦那と嫁を比べたときに、料理を作ることが困難なことが多いせいか、嫁に料理を任せきりにしていることがよくわかる。

 男性が家事育児のことに関しても働いている分どうしても時間が多く取れないこともある。

 専業主婦のあり方として、時間が多く取れる分、家事をやることは当たり前だが、兼業主婦も4時間から6時間程度持てるということは、いかにまだ、女性の働く環境も含めて、まだ、男性の家事時間を持つことは困難に等しいことが考えられる。

 料理内容を見ても、嫁の方が煮物を作れる時間がある分できることもある。

 しかし、旦那の料理内容は、炒め料理や、カレーがほとんどで、あまり、色んな料理ができる感じではないことがよくわかった。

 週1日程度しか料理を作らない時点で、あまり、旦那は料理に関心を持つことが無いんだと思った。

 これからするに嫁の料理が作れることが結婚につながる理由がよくわかった。

 嫁が料理を作れることは、毎日の食卓を作るうえで欠かせない日常生活になってきている理由があまり、旦那側があまり料理を作ることをしないのが、当たり前になっていることがほとんどだということがよくわかった。

 料理が嫁のやることということで、成り立っている家庭環境がほぼある事実と旦那と嫁の家事労働の差や料理内容の差を考えてみると、嫁の料理をするという行為そのものが家庭にはなくてはならないもので、料理ができないというのは家庭として成り立たない部分が多くなる。



 

 

 


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