遠 い 記 憶 。 1
あの日まで
もうすぐだから書いておこう。
遠 い 記 憶 。
小学生のとき、お母さんとテレビを見たり話したりして夜更かしをした。そしてお腹が空いてきて、お母さんと一緒にラーメンを食べた。美味しかった。普通だったら、夜更かしは「もう寝なさい」と注意されたりするけれど、この日のお母さんは違った。とても優しかった。でも何かあった日だったのかな……。
お母さんとお兄ちゃんがケンカした。結構激しいクチゲンカ。お兄ちゃんはさっさと部屋の扉を大きく音を立ててガチャンッと閉めた。お母さんはその日の夕食の材料の野菜をザルに入れて持って追っかけて行った。お兄ちゃんの部屋の扉に向かって、野菜をひとつづつ掴んで力強く投げた。大根をボーンッ、茄子をバーンッ、人参をバーンッ……。怒ると何しでかすかわからないお母さん。本当に怖いお母さんだった。
まだまだ沢山ある記憶だけど、
いろいろ思い出してみると、書ける記憶と、書くとマズい記憶とあるから……。
今日はこの辺でやめにしよう。
読んでくださってありがとうございます。・:+°
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