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自分イノベーション【コラム】

 今年は大学で講義もすることになり、履歴書を提出する必要があったので久々に自分キャリアの棚卸しをしました。
 実務家として実績も書く必要があり、今までのコンサル実績をまとめました。もちろん、キャリアのはじめはサラリーマンからでしたのでそこでの実績も整理しました。
 こうやって眺めてみますと企画畑をずっと歩んできたのですが、サラリーマンの時よりも独立して活動している時にたくさんの面白い仕事をしていました。(当然ですが。)毎日目の前の仕事に取り組んでいて気がつかなかったのですが、どんどんレベルアップしていっているのがよくわかります。サラリーマン時もプロダクトマネージャーとしてヒット商品に恵まれたり、リサーチ部門を作ったりと刺激的でしたが、断然フリーランスでの活動のほうが充実していて、しかも高い経済価値を生み出していました。

 企業内にいれば、自分のしたい仕事以外もしなければなりません。また、仕事観や相性が合わない人とお仕事をしたり、保守的上司に当たってしまえば、息苦しい思いをしながらお仕事をしなければなりません。

 きっと人間関係というのが仕事に大きな影響を与えているのでしょう。当然ですが、クライアントに「この人!」と選んで貰っていますので、フリーランスのコンサルはクライアントとの相性がいいのです。ですから、スイスイと話がまとまります。違う意見も入れた方が良いのでは?と言う組織論的な話もありますが、相性が良い人とのほうが話をしたり活動している中でアイデアがどんどん広がるのです。相性がいい人どうしだとかけ算的に進みます。相性が合わない人だと、プラマゼロではなく、指数関数的に構想が縮小してしまうのだと思います。

 そして、以前勤めていた会社が前株だったか後ろ株だったか忘れたのでHPで調べていましたら、あまり進化していないことに気づきました。きっとこの組織にいても今のような成長はなかったのだろうと思います。安定は得られるものの、同じ業界にいて同じ組織の人たちや業者の方たちと同じ仕事を繰り返してもこれほどまでに成長できたか?と問うとNOと断言できます。

 よく好きなことで稼ぐというお話を聞きますが、それは本当だと思いました。そして、大事なのは企業と同じで自分イノベーションを続けていくことだと思いました。
 今年も始まって早10日も過ぎてしまいましたが、新しいことにチャレンジし続けることを目標としたいと思います。

 

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