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紙の本の良さを思う。

こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。

先日、とある企画に参加させていただいた。
電子書籍を読んで、読書感想文を書くというものである。

諸事情もあって自ら勇んで手をあげたものの、締め切りが徐々に迫り来るなか
「(大人の)読書感想文ってどう書くん?」と焦り、
バタバタと調べたのは私です。
その時に、参考にさせていただいたのが、こちら↓。

読書感想文には何が必要か、なんとか概要を掴んだ(つもりの)わたしは、
早速その点を意識しながら、電子書籍を読み始めた。

面白い。
が、普段紙の本を読み慣れている身には、電子書籍で読書感想文に備えるには、
難しさを感じた。

気になったところに付箋を貼っておきたい
読み進める中で、それ以前のページの記述が気になった時にすぐにそこに戻りたい

のにできず、

また、紙の本に比べ、頭の深くまで入ってきている気がしなかったのだ。
何故だろう、昭和世代だからだろうか。

そういえば、報告書などをPCで作っても、
プリントアウトしたものを見てチェックしないとミスに気づけない。

頭に入れたいものは、紙の本なのだなあ。

ただ、紙の本には大きな欠点がある。
場所をとるのだ。
欲しい本はあれども、本棚にはもうスペースがない。
これは結構なストレスになる。
(わたしだけでしょうか)

電子書籍で漫画を読んだ時、漫画なら電子書籍で大丈夫だと気づいた。

わたしにとって、行きつ戻りつしながら考え、頭に深く入れたいものは、
紙の本なのだ。

漫画のうち、やっぱり紙で買い続けたいと思うものもある。

うん十年も追いかけている波津彬子さんや中山星香さん、樹なつみさん、成田美名子さんなど。
着物などの柄や和小物の佇まいなど、その画が何とも言えず美しかったり、
画面の隅のちょっとしたところまで書き込まれていたり、
読み返す度に引っかかったり考えさせられるところが変わる台詞やストーリー等、
そういったものは、やっぱり紙で欲しくなるのであった。

(お読みくださり、ありがとうございました)

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