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お試し移住体験@八女市 その3

こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。

過日、福岡県八女市でお試し移住体験ができる機会を得た。
お試し移住の際の宿泊先である八女里山賃貸住宅は、八女市上陽町にあった。

八女里山賃貸住宅の管理人さんから、上陽町には架設100年になる眼鏡橋があり、
その袂では水遊びもできると教わり、行ってみた。

寄口橋

散策していると、「八女上陽万灯流し」との立て看板を目にした。
数日後の開催だったので、行ってみることにした。

開始時刻は19時30分。
17時から19時の間に万灯願いごと記入所にて、
流し灯ろう用の和紙に願いごとの記入ができるという。
ただし、先着50名という狭き門(?)に、早めに行く。

明るいうちから会場の寄口橋には「万灯流し」の文字がはためく

無事に願いごとを記入した後、天然アユの塩焼きが振舞われているのを頂く。
格好良いおじいちゃん5人組がドラム缶を横切りにしたのに炭を入れて火を起こし
その上に網をのせて、天然の鮎を次々と焼いてくださる。
焼き立てを1匹ずつ受け取り、近くの公園のベンチに座っていただくと、
フカフカと甘く、ふわっと炭の香りがした。

思わず「とても美味しかったです。有り難うございました。」と、
渋いおじいちゃん5人組にお伝えすると、
「今年は一度星野川が流されたので、いつもより小さいんやけどな」
と話してくださった。
星野川というのは万灯流しが行われる川である。
蛍もいる清流で、地元の方が大事にされているそうだ。

まだまだ時間があったので、近くの須賀神社にお参りに行くと、
和かなおじいちゃんが、
手持ち花火のセットをたくさん長机の上に置いて座ってらして、
「よくお参りに来られたね。花火を一袋ずつ持っておいき」
と言ってくださる。
「わたし達はもう大人なので、お子さん達に」
と遠慮すると、
「そう言わずに持っておいき」
と言ってくださった。

時間近くになり、河原に降りる。

火を灯し…
徐々に日が暮れ…
流す。

(お読みくださり、ありがとうございました)

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