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ドヴォルザーク:交響曲第9番 ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

ユージン・オーマンディの凄みを感じさせるドヴォ9。オーマンディの演奏は、ブルーノ・ワルターのライブやフルトヴェングラーのライブのような凄みのある、生き物のような生々しさがある演奏だ。第1楽章はまさにそれ。

第2楽章は温かみのある演奏で心温まる。弦楽器の響きにアンティークの家具のような、この時代特有の良さを感じる。

第3楽章はこれまた凄絶な演奏で、ティンパニの強打連打には驚かされます。弦に凄みがあり、緊張感が漲っています。

第4楽章。深刻な出だし。暗い。迫力があってノリノリなところですよね。その後は、凄絶で生々しい演奏です。



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