マガジンのカバー画像

ジャーナリング(書く瞑想)

34
私、ヴィパッサナー瞑想の実践者がジャーナリング(書く瞑想)について書いた記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#メタ認知

ジャーナリング(書く瞑想)のやり方|効果|私のジャーナリング体験|ジャーナリング講座

私はマインドフルネスの源流であるヴィパッサナー瞑想の実践者です。約2年間ジャーナリングを続けてきました。ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為です。マインドフルネスで言う「無意識の意識化」が起き、自己理解を深めることが出来ます。 ジャーナリングについて 「ジャーナリング」とは自分の頭に浮かんできた思考を紙に書き出すことで、 可視化し、客観視する為の手段で、「書く瞑想」とも呼ばれています。 ジャーナリングのやり方紙とペンを用意します。頭に浮かんできた思考をひたすら紙に書い

ジャーナリングと認知行動療法|ジャーナリングで明らかになった自動思考、スキーマ、絶対的信念

認知行動療法の本を2冊くらい読みました。まずは、私なりにちょっと認知行動療法を紹介します。 自然と頭に浮かんでくる思考のことを自動思考と呼びます。また、思考の癖のことをスキーマと呼びます。スキーマがたくさん明らかになると、その根っこにあるネガティブな思い込みが明らかになります。このネガティブな思い込みのことを絶対的信念と呼びます。認知行動療法では、ネガティブな自動思考に検討を加え、現実に適応した前向きな思考を考え、その思考が出来るようにします。この前向きな思考を適応的思考と

ジャーナリングのプロセス|我々はジャーナリングによって何をしているのか。 ←大袈裟な標題。

ジャーナリングのプロセス。よく私が書いているジャーナリングのプロセス。 思考を文字にすることで可視化する。 → その文字を客観的に観察する。 → 観察結果が得られる。 思考の文字化 → 可視化 → 客観視 → 観察 → 観察結果 観察結果の例。 ・無意識の意識化により、自動思考、思考の癖、スキーマに気づく。 ・無意識の意識化により、自分の心の行いに自覚的になる。例えば、こんな風にである。私は心のもやもやを解消しようとしてジャーナリングを数日に渡って行っていたが、心のもや

都内でジャーナリング講座を開催することになりました。

都内にある学芸大学駅近くのレンタルスペースを借りて、ジャーナリング講座を開くことになりました。 ジャーナリングとは、書く瞑想とも呼ばれ、紙に自分の思考を書き出すことによって、自分の思考を客観視し、観察し、自己理解を深める瞑想です。マインドフルネスでいう無意識の意識化が行われ、思考の癖やパターンが明らかになることもあり、深い自己理解を得ることが出来ます。 今回のリアルジャーナリング講座では、ジャーナリングを習得していただきます。 私のジャーナリング講座では、自分の心に光を

ジャーナリング講師の仕事

2024年2月から、ジャーナリング講師を名乗り、オンラインジャーナリング講座を始めた。 ジャーナリングとは書く瞑想とも呼ばれ、紙に自分の思考を書き出すことで、文字化して可視化し、客観視し、観察することで、自己理解を深める方法のことだ。 ジャーナリングのプロセス 思考の文字化 → 可視化 → 客観視 → 観察 → 観察結果 3月30日時点で、3人の受講者の方に来ていただいた。 総合評価は、星4.3で、ふたりの方からは、星5個の評価をいただいた。 そのふたりの方は、講座が終わ