サティ sati

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幸せのベクトル

人間は『生きたい』生き物だ。 『今』よりも『より良い未来』に向けて 動き出さずにはいられない。 悪く現れることも 良く現れることも 人間の起こす現象は 『自分』の『幸せ』を求める動き。 自殺は 今が苦しい… その苦しみから逃れたいがために 自殺する。 あるいは何らかのメッセージを 伝えたいがため 自殺する。 自ら死に臨む自殺行為も 『今』よりも『自己』の 『より良い幸せ』を求める動き。 泥棒をするのも 不倫するのも 戦争を起こすのも カルチャースクールに申し込むのも 旅

    • 心の映写機

      何気ない日常に 想う人がいるのといないのとは まるで違う。。 人は誰かを想うことに 幸せを感じる 愛する人を求めてる 目が覚めて想う。 日常の生活の合間にふと想う。 仕事を一段落終えほっとして想う。 幸せな一時。。 心が安定する。。 想う人を失うと 心がざわめき出す 想う人がいなくなると 心がバランスを失う 人は誰かを想うことで 何かから目をそらしているのかな 人は誰かを想うことで 何か夢を見ているのかな 一人になることが苦手で 今を見つめることが苦手で 一人ぼっち

      • 自分の本当の顔が見たい

        サティは彼から言われた事で 嬉しかった言葉がある。 それはサティのセックス革命で書いたあの日。 初めて自分を無くし 無我夢中で感じてしまった時。 愛された後服を着ていた時 サティは一人我に返って 心の中で思っていた。 『あぁ。。。凄い体験をしてしまった。。。 無我夢中必死のパッチだった。。。 私はいったいどんな顔していたんだろう。。 きっと無茶苦茶ブサイクな 顔してたんだろうな。。。 なんだか恥ずかしい。。。 だけど自分で自分の顔を コントロール出来なかった。。。 必死

        • 生理的に無理

          《生理的に無理》 なんて残酷な言葉だろう。。 女はとかくこの言葉を口にする。 この言葉の勢いはハンパない。 この言葉を言われた日には 二の句がつげない。 黙って引き下がる他手立てはない。 驚くことに愛し合った人でさえ 気持ちが冷めた途端 触られるのもイヤ… 食べる姿や音が気持ち悪い… 匂いがもう耐えられない… と急激に変化するところが恐ろしい。 何もそこまで…と思いながらも 本当にそう感じるのだから たちが悪い。 紛れもない事実にただただ 愕然とする他ない。

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          熱の高まるタイミング

          サティはこの前、変質者に遭遇した。 家の近所で午後6時頃。 自転車に乗った40代後半位の男性が目の前に止まり勃起した陰部を露出しサティの顔を見ながらマスターベーションを始めた。 恐怖感に襲われ即座に走って逃げた。 家に帰ってからもドキドキと震えが止まらなかった。。 落ち着いてからサティは思った。 私はこんなにHなのに何であの時恐いと感じたんだろう。。 もちろん身の危険を回避する為の防衛本能なんだろうけど 性に関して前衛的な思考を持ってると自負してた私は自分の反応に少しガッ

          熱の高まるタイミング

          エッチな男

          サティがこの人すごーい この人わかってるー この人好きー と思う男性は みんな女性崇拝者だ。 女を崇め、女に魅了され、女をこよなく愛す。 ひとことで言えば 根っからの女好き エッチな男だ(笑) その昔 男尊女卑ならぬ 女尊男卑だった時代があった。 巫女的女性から与えられるものを受け 男性は女性を崇拝して生きていた。 全ての母体が女であることに違いはないが 今の時代でもエッチな男は 心酔して女尊男卑を唱えている。 男は与えられる性 女は与える性であるという。 フェティ

          エッチな男

          癒し系

          めでたいことに最近サティは 《癒し系》とやたらめったら言われる。 いったい私のどこがどうして 癒し系だというのだろう。 男も女もみんなこぞって 『サティちゃんと居ると癒される』 と言ってくれる。 とてもいい褒め言葉 本当にありがたい。 《受け入れる》 《何があっても敵対視しない》 《会話のリズムを合わす》 《本音で話す(嘘は言わない)》 《あまり良く思われようと思っていない》 分析するに この辺りだと察する。 癒されるというのは リラックス 余計な力が抜けて 副交感神

          刹那のぬくもり

          君はイヤなやつだったけど 身体は温かかったな 独りの僕は人肌恋しくて 君に会いに来てしまったよ 刹那のぬくもりに溶けたくて 君は信用出来ないやつだけど 身体は柔らかかったな 独りの僕はムシャクシャしてたから 君に会いに来てしまったよ 刹那のぬくもりに溶けたくて 君のくちびるの向こうに はるか彼方に 永遠の今に 君の乳房の向こうに はるか彼方に 永遠の今に 君を抱いたよ 君のぬくもりは遠い昔 家出した僕のホーム 君のぬくもりはダメな僕を 消えさせてくれるから

          刹那のぬくもり

          透き通ってゆく・・・

          仕方がない仕方がない そんな優しい魔法をかけて 仕方がない仕方がない 深い海の底に沈んだ身体 時が経てば浮かび上がる どんどん軽くなって浮かび上がる まるで魔法がとけていくように どんどん光の世界まで そして私はあなたの前で 透き通ってゆく・・・ 深い海の静けさを 私は密かに愛してる きっとあなたも知ってる世界 そう…そこは孤独な世界 そこにあるのは無限の自由 何にでもなれる自由な世界 闇も光も共に愛す そのバランスを確かめながら 沈んだり浮き上がったり また沈んだ

          透き通ってゆく・・・

          無重力セックス

          まるでサティは 沐浴している新生児みたいだった。 温かい手のひらに包まれ 湯船に浸かっている新生児は 洗ってくれているところを 気をきかせて開いたり じっとしたりはしない。 シャボンに滑るかというほど 好き勝手に動くし 洗ってくれていても 感謝も恐縮もないまま 傍若無人に大あくびをしたり オシッコをしたり ついには眠ってしまったりする。 新生児は感じている 光を・・・ 水を・・・ 手の温もりを・・・ まるで無重力の中を泳ぐかのように 無邪気で自由 その存在は 生命そのも

          無重力セックス

          水のない噴水

          あなたがいなくなっても 私は生きていけるけど あなたがいなくなっても 私はきっと生きるけど 私の中心はカラッポ 私の軸はカラッポだ あなたを追いはしないけど あなたをきっと想い続ける いつまでもいつまでも いつまでもいつまでも 出会えた時あんなにも あんなにも嬉しかったんだから あなたの目に映り あなたの目に飛び込んで 私はあなたになりたい・・・ あなたの目の中に 私は私を見たのだから あなたがいなくなると 私はもういなくなる 何処を探してもきっといない もう二度と

          水のない噴水

          言葉よりも行動を信じる

          サティの兄貴が今付き合っている彼女は 兄貴が大好きらしい。 兄貴いわく8対2もしくは9対1の割合で 彼女の思いが強いらしい。 『こんなに惚れられて付き合うのは 初めてだからメチャクチャ楽。 だけどメチャクチャ重たいわー』 兄貴はヌケヌケと言う。。 『それになんといっても 顔がイマイチ不細工なんだー』 『アイツは俺のことメチャクチャ賢くて メチャクチャ男前だと思ってる』 ヌケヌケと言う言葉は更に続く。。 家に行けば完璧に整えられた部屋で 気のきいた料理を作って待っている。 食

          言葉よりも行動を信じる

          男の色気 (エロス考)

          色気というのは フェロモンであるには違いないが そのフェロモンというのは どこでどうなって生まれるのか。。 モテる男とそうでない男 それは間違いなくルックスや 年齢、年収等とは関係ない。 チビであろうがハゲであろうが ブチャイクであろうが貧乏であろうが フェロモンを漂わせている男は 多数いる。 《優しい嘘がつける人》 《女をこよなく愛する人》 《聴き上手である人》 そして何より 《エゴイストである人》 なのではないのかと サティは推測する。 どう転んでも男である フェロ

          男の色気 (エロス考)

          未練タラタラ

          別れの際 女はスパッと切り 男はいつまでも未練を持つ という話は 本当に本当だ。 40歳を越えて 24歳の美人の女の子に 告白されたバツ1の彼は 付き合いに踏み込むのを 躊躇していた。 サティと知り合った頃の彼は COOLで捨て鉢でヤサグレで 女なんてヤレればいい 付き合いなんて面倒くせー ってな感じの人だった。 24歳の彼女に思いを寄せられて 彼は戸惑いつつも 今思えば小躍りしたいくらいの 祭りだわっしょいくらいの喜び 有頂天だったのかもしれない。 ほどなく彼女と付き

          未練タラタラ

          本当に大切なこと

          サティの親友のミーコは 生まれつき身体が弱く ひどい喘息で入退院を繰り返し 出会った小学5年生の時も 学校に半分位しか来てなかった。 たまに学校に現れては 大人びた理路整然とした口振りで 教師や頭のいい優等生達を 圧倒的言語で言い負かしていた。 彼女の両親は日本舞踊の家元で 彼女はとても裕福な暮らしをしていた。 著名な落語家や 映画やテレビなどで活躍する俳優達も ミーコの家によく訪れていた。 小さい頃から大人の中で チヤホヤされてきたせいで 大人を負かす生意気な口と 多忙な親

          本当に大切なこと

          丁度ええ

          漫才師、二丁拳銃の 『丁度ええ』のネタが大好きだ 『問題です! お父さんお母さん、中学2年生のお兄さん 小学2年生の妹…』 『4合半!』 『丁度ええ!! 食べ盛りの中2のお兄ちゃんがいる 4人家族のお米 4合半丁度いいでしょう!』 『問題です! やたらとテンションの高い親戚のおじさん…』 『年2回!』 『丁度ええ!! しょっちゅう会うのは面倒くさいが こづかいがもらえそうなので年に2回会う 丁度いいでしょう!』 『問題です! はじめてもらったドラマのチョイ役…』

          丁度ええ