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やさしさマシマシ,おうち二郎



「ラーメン食べたいっ!」

外食もなかなかできないなか,こってりの豚骨ラーメンなどすすりたい欲。

そんなときにふと見つけた大学時代,授業で一緒に中国に行った友人がいつの間にか麺職人になっていた。

詳しく聞いてみると油そば屋で修行していたとのこと。

これをもとに久しぶりに連絡してみると,快諾で送ってくれました。
個人情報フリーですよーと許可を頂いたので,そのときわたしが心を一瞬で持っていかれたポストをこちらに。

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・去年から炊飯代わりに(米炊かない生活)
・自家製麺のヤバさ/感動を普及・布教
・3kg(20人前)までならまぁ作れます


ガチだ...


まず,もう封筒から泣かせてくれます。

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開くと二郎麺700gと,これまた泣けるお手紙が。

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こうなったら最高のスープとともに,この麺をいただきたい!

早速,朝からスーパーに向かい,豚の骨付きリブ,鶏の手羽を仕入れ。
本当は大腿骨や背骨を使いたかったのですが,お肉屋さんにおいておらず..いろいろお店を回っても見つけられず..

それでも一刻も早くすすりたいわたし。

見つけたリブ(肋骨)を仕入れたのでした。

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肉を取り外した骨をじっくり煮込んでいきます。

そしてりんご皮をペーパーバックに入れて複雑な酸味,旨味を狙っていきます。

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臭みを優しく整えるためにしょうが,
そして,かつおぶしもペーパーバッグに入れてぐつぐつ煮込みつづけます。

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最初は豚骨の髄はみっちりと入っていますが,グツグツ煮込んでいると徐々に溶け出してスカスカになってきます。骨も砕きながら6時間は煮込んでいくとお肉はホロホロに。

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濾したらスープの完成です。
さて,二郎系というからにはもやし!たっぷり用意しておきましょう。

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そしていよいよ麺!ほぐしながらたっぷりのお湯でゆがいていきます。
小麦のいい香り。
5分くらい,カタメで湯切りします。

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時間勝負,スープに麺を一回くぐらせて盛り付け。

もやしはたっぷりと。
その上にはほろほろのアブラ。
とろ熟の煮玉子もサービスで。
さっぱりエールビールはグラスもキンキンに。

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いただきます!

ずるっずるっ!

うまっ!!!
しあわせ!


なんだかこんな風に友人が丁寧に作ってくれたもの,
本当に心身に染み渡ります。
こんなお家時間主体の生活だとなおさらです。

こんな時代の手紙と一緒に送りあう文化。いいな。


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