映画ウォーリーがイマ持つ意味


映画ウォーリー観ました。

雨が降る中どうしても明るい映画を観たくなってのディズニー映画です。

あらすじ
地球上がゴミで埋め尽くされた未来、人間達はより良い生活を求め世界へと飛び立った。地球にはBNL社のロボット達が残されゴミ収集を行っていた。しかしいつしかロボット達は壊れ、最後の一台となってしまったウォーリーがその任務を毎日こなしていた。そんなある日、空から宇宙船が舞い降り一台のロボットを置いて行く。
映画ウォッチより

ウォーリーで描かれている世界観は現在の状況とかなり近いです。

映画では,
人間は汚染された地球外で悠々自適の生活を送っています。故郷の地球の汚染などは気にいしていません。

一方で現実。
おうちの中でほとんどの時間を過ごすようになって,ソトの変化に気づきにくくなっています。例えばいつの間にか桜は散ってしまったし,散歩で外に出て初めて暖かくなってきたことに気づく。世界とのなめらかな関係が希薄になっています。

映画では,
人間は歩くことをせず,シームレスに繋がったネットワークで友人とのおしゃべりやエンターテイメントを楽しんでいます。

一方で現実。
オフラインで毎日固定で会っていた人との関係性は希薄になって,zoom飲み会などで小学校の頃の同級生と頻繁に顔を合わせたりしています。新しいオンライン会に誘われて友人が増えています。

映画では,
地球上ではただひたすらゴミ収集ロボットのウォーリーがゴミを片付けています。

一方で現実。
店舗では必死にテイクアウト弁当などを販売し,note上でもたくさんの応援したいお店が現状を伝えています。Uber Eatsで行ったことも見たこともない店舗の料理がおうちに運ばれてきて,その裏で作ってくださっている料理人,運んでくださる配達のかたにも思いを馳せることができます。

と,気楽にみるはずが,現在の自分の状況と重なってつい深よみ。

在宅で新しく手に入れたことと,失ったこと。
気づいたことと,忘れたこと。

改めて整理したいなと気づく映画でした。


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