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Atlas Space Operationsが新たに5つの地上基地を建設

Atlas Space Operationsは、ニュージーランド、オーストラリア、スコットランド、アラスカの4つの新しい地上ステーションと、アラブ首長国連邦のドバイで就役する5番目のステーションを同社のグローバル地上ネットワークに追加しました。今回の拡張は、Atlas Spaceの全世界のアンテナカバー率を高め、衛星市場における新たな通信機会を確立することを目的としています。

オーストラリアのサイトは西オーストラリア州のミンゲニューにあります。AtlasはCapricorn Spaceと提携し、両社がネットワークレベルの統合を顧客に提供できるようにしました。

Atlas Space Operations・・・衛星通信を最適化するために設計されたスペース管理および制御ソフトウェアの開発者。同社のプラットフォームは、グローバルなアンテナネットワークを介して宇宙からのデータを処理および分析することで、シンプルで手頃な価格のスケーラブルな地上通信をクライアントに提供する。
Capricorn Space・・・オーストラリアが所有・運営する宇宙産業向け地上セグメントサービスプロバイダー。2019年第3四半期の運用開始に向けて順調に進んでおり、南半球がLEO、MEO、GEOミッションにアクセスできるよう、オーストラリアの東部と西部で運用を開始する。

Atlasの最高経営責任者を務めるSean McDaniel氏は声明で、「新しいサイト、特にオーストラリアの新しいパートナーサイトは、お客様がまさに求めている開発を表しています。」と述べました。「場所と能力の問題です。ロケーションについては、お客様が必要とされる場所に行くため、北極圏に至るまで中東の砂漠で開発を進めています。機能面では、Capricorn Spaceとのネットワーク・レベルの統合がそれを物語っています。これと同様の開発により、宇宙通信部門は適応性と回復力を維持しつつ、増大する需要に対応することが可能になります。」

Atlasは昨年12月、米国空軍宇宙ミサイルシステムセンター (SMC) との契約に基づいて開発を進めてきた新しいマルチバンド/マルチミッション (MBMM) システムのフェーズドアレーアンテナの後期試験を完了しました。

【原文へ】" Atlas Space Operations to Establish Five New Global Ground Stations " © 2021 Access Intelligence

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